飛び降り訓練中に死亡 俳優・野辺大地さん葬儀「無事滞りなく終えることができました」

[ 2018年6月24日 14:25 ]

 テレビ朝日「仮面ライダービルド」(日曜前9・00)などにアクション担当として出演し、今月14日にスタント訓練中に死亡した俳優の野辺大地さん(享年21)の葬儀・告別式が執り行われたことが24日までに分かった。

 所属事務所「ジャパンアクションエンタープライズ」(JAE)が公式サイトで「野辺大地の葬儀を無事滞りなく終えることができました。ご家族様はじめ、たくさんの友人やメンバー、共演者の皆様、関係者の皆様がお別れに訪れていただきました。スタッフ一同、心よりお礼申し上げます。ここに心から哀悼の意を表すとともに謹んでお知らせ申し上げます」と報告した。

 野辺さんは13日午前11時20分ごろ、千葉県白子町で行っていた、高さ約15メートルからの飛び降り訓練後に意識を失って病院に搬送され、14日午前5時40分ごろに死亡した。

 所属事務所によると、ホテル5階の外階段から、地面に敷いた厚さ約2・5メートルのエアマットに飛び降りる訓練を14、15回繰り返していた。背中からマットへ落ちる練習で着地後、ふらついていたためスタッフが寝かせたが、数分で意識を失ったという。訓練には他の俳優や指導者ら40〜50人が参加していた。

 所属事務所は14日夜、公式サイトで「この度、弊社所属俳優の野邊大地が平成30年6月13日、合宿飛び降り訓練中、不慮の事故で意識不明の重体、ICUで治療を行っておりましたが、平成30年6月14日5時40分、逝去いたしました」と訃報を報告。「原因については現在確認中ですが、今回の事態を厳粛に受け止め、今後このようなことがないよう、より一層の安全には最善の注意を図る所存です」と再発防止を誓った。

 「俳優としてスタントマンとしても、かけがえのないメンバーでした。心よりご冥福をお祈りいたします。生前、皆様から頂きましたご厚情に心より感謝いたしますとともに、ファンの皆様や関係各位にご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と追悼した。

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2018年6月24日のニュース