池坊保子氏 栄監督をバッサリ「もともとコミュニケーションなんかなかった」

[ 2018年6月17日 11:21 ]

池坊保子氏
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 日本相撲協会の評議員会元議長の池坊保子氏(76)が17日放送のTBS「サンデー・ジャポン」(日曜前9・54)に出演。レスリング女子で五輪4連覇の伊調馨(33=ALSOK)らに対するパワーハラスメントが認定され、日本協会強化本部長を辞任した栄和人氏(57)の謝罪会見について言及。「コミュニケーション不足というのはどういう意味だかわかってない」と切り捨てた。

 パワハラ認定後初めての公の場となった栄氏の会見は全日本選抜選手権の試合開始前に20分限定で慌ただしく行われた。栄氏から伊調や田南部力コーチ(43)に対し、謝罪の言葉はあったものの、2人への直接の謝罪はまだだとし、パワハラの原因を「コミュニケーション不足」と表現。伊調が所属するALSOKからの情報として、栄氏側は会見に伊調の同席を希望していたことも報じた。

 医師でタレントの西川史子(47)は「試合ありきだったんでしょうね、まったく反省とかはない」とピシャリ。「会見を聞いていても、反省とかじゃなくて、今までのやり方をやってきて、強い選手が育ったんだから、これで何が悪いの?ってのが私は感じてしまう」と首をひねった。

 池坊氏も「栄氏はコミュニケーション不足というのはどういう意味だかかわかってないんだと思う」と厳しい言葉。「もともとコミュニケーションなんかなかったわけでしょ?力ある人が力ない人に、落ち込むような、不愉快な言動を今までしていらしたわけだから、コミュニケーション不足どころか、それ自体がなかったわけですから」と不快感を露わにした。また、「順序が逆じゃないかと思う」とも。「まず被害者である伊調選手とコーチに謝る。もちろん、すぐにはなんか和解できないまでも、それを誠心誠意なさり、そのあとでマスコミでしょ。先にマスコミありきって…。謝罪した後で、心配している国民に理解を求めるということ。まず、伊調さんとコーチにごめんなさいですよね。それを誠心誠意なさるべき」とその姿勢を疑問視した。

 そんな池坊氏に、「爆笑問題」の太田光(53)が「池坊さんは(志学館大学の)谷岡(郁子)学長とかぶってる」とまさかの指摘。これに対し、池坊氏は「えー、被ってないですよ!そうですか?」と困惑していた。

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2018年6月17日のニュース