今井絵理子氏「今の社会の風潮には賛成することできない」 RAD野田の謝罪に持論

[ 2018年6月12日 10:38 ]

自民党の今井絵理子氏
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 元「SPEED」で、自民党の今井絵理子参院議員(34)が12日、自身のブログを更新。「RADWIMPS」ボーカルの野田洋次郎(32)が物議を醸していた「HINOMARU」の歌詞について謝罪したことについて言及した。

 野田は11日、「HINOMARUの歌詞に関して軍歌だという人がいました。そのような意図は書いていた時も書き終わった今も1ミリもありません。ありません。誰かに対する攻撃的な思想もありません」と釈明。「傷ついた人たち、すみませんでした」と謝罪していた。

 今井氏はこれにブログで反応。「私はRADWIMPSの楽曲に勇気や感動を与えてもらっている一人です」と切り出し、「表現の手法は作家の自由であり、言葉遣いや色使いに正しいも間違いもありません。決して誰かの同意や批判を得たくて作品をつくるわけでもありません」と持論を展開した。

 作者の考えとはかけ離れた解釈がSNS上で拡散されていることを指摘し、「この作品の産みの親である野田洋次郎さんが釈明と部分的に謝罪をする場面に出会い、とても複雑な心境です」。続けて「受け手の個人的な解釈の拡散により作家に釈明と謝罪までさせてしまう今の社会の風潮には賛成することができません」と私見をつづった。

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2018年6月12日のニュース