小柳ルミ子 スイスに完敗の日本に苦言「回すと責任放棄は違う 基本を思い出してくれ」

[ 2018年6月9日 13:25 ]

歌手の小柳ルミ子
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 サッカー通として鳴らす女優の小柳ルミ子(65)が9日、自身のブログを更新。ワールドカップ(W杯)ロシア大会へ準備を進める中、親善試合でスイスに0―2と完敗したサッカー日本代表に苦言を呈した。

 試合は8日にスイスのルガノで行われ、西野朗監督(63)が就任後は2戦連続無得点に終わった。

  国際サッカー連盟(FIFA)ランキング61位の日本は同6位の相手に対し、5月30日のガーナ戦から布陣変更した4―5―1で挑んだが、決定機をつくれなかった。前半42分にPKで先制され、後半も終盤に失点した。

 小柳は「昨夜のスイス戦、観ましたか?FIFAランク6位の格上とはいえ、日本代表はなんにもできなかったね」と切り出し「守備は良かった、ビルドアップは良かった、攻守の切り替えは良かった。良かった、良かった、良かった…で、ゴールは!?駄目じゃん」と苦言。「ゴールを決めるためのビルドアップだし、守備だし、攻守の切り替えでしょう。相変わらず危険エリアで不用意なミス、PK献上。ガーナ戦でもFK与えて決められたでしょう。学習してないのぉー」と疑問を呈した。

 「参ったなぁ〜。選手たちに届くはずないでしょうけど、言わせてもらう!『早い』と『慌てる』は違う。『落ち着く』と『遅い』は違う。『回す』と『責任放棄』は違う。『下げる』と『逃げる』は違う。『積極的』と『雑』は違う。『人を使う』と『人任せ』は違う。初戦のコロンビア戦を前にして、いま一度、基礎、基本を思い出してくれ。点を取るにはどうしたら良いか…どうやったら点が取れれるか、真剣に考えてくれ」と叱咤激励した。

 「まだまだ言いたいことはあるけど、今回はこのぐらいにしておく」とし、最後は「頑張れ!日本代表」とエールを送った。

 12日にW杯前に最後の試合となるパラグアイ戦に臨む。19日にW杯1次リーグ初戦・コロンビア戦を迎える。

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2018年6月9日のニュース