「24時間テレビ」ランナー 今年はみやぞん!番組初&最も過酷なトライアスロン形式

[ 2018年6月3日 20:50 ]

今年41回目を迎える夏の風物詩「24時間テレビ」のチャリティーランナーに決まったお笑いコンビ「ANZEN漫才」のみやぞん(C)日本テレビ
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 今年41回目を迎える日本テレビの夏の風物詩「24時間テレビ」(8月25〜26日)のチャリティーランナーが、お笑いコンビ「ANZEN漫才」のみやぞん(33)に決まったことが3日放送の同局「世界の果てまでイッテQ!」(日曜後7・58)で緊急発表された。

 マラソンに加え、水泳と自転車も加わった番組史上初にして最も過酷な「トライアスロン形式」で24時間耐久に挑むことも明かされた。同番組のロケでエチオピアに滞在しているみやぞんは同局を通じて「本当に頭真っ白状態でした。『絶対、僕じゃない!』って思ってたので」と驚きながら「本当に(水泳、自転車、マラソンの)3つやるのか、やる気はあるんですけど、不安もあります」と率直な心境を吐露。「どんなことがあったとしても明るく楽しく、苦しいとは思いますけど、やれるだけやってみようと思います!」と意気込んでいる。

 同局は「節目の40回を超え、今年41回目の新しいステージを迎える24時間テレビだからこそ、これまでの枠を超えた新しいことに挑戦していきたいと考えています」。前代未聞のトライアスロンへの挑戦が決まった。

 昨年のブルゾンちえみ(27)はマラソン企画が1992年に始まって以来、25回目にして番組史上初の当日発表だったが、今年は従来通りの2〜3カ月前の発表となった。

 チャリティーマラソンランナーをお笑い芸人が務めるのは2年連続。みやぞんは同局の看板バラエティー番組「イッテQ」の準レギュラー。「イッテQ」からは2009年のイモトアヤコ(32)、13年の森三中・大島美幸(38)に続き、3人目。みやぞんは芸歴7年目の16年にブレイク。高校時代は野球部に所属してエースで4番の活躍をした経験の持ち主。16年8月に「イッテQ」メンバーに加わり、世界各地で目標達成までは何日経とうが終われない企画「世界の果てまでイッタっきり」に登場。驚異の身体能力を披露し、スペインのアクロバット闘牛や米国の遠投やり投げに成功するミラクルを起こし続けてきた。

 この日の発表の模様は先日、「イッテQ」メンバーと番組関係者の一部だけで極秘に収録した。番組史上初となる「応援団長」に就任したお笑い芸人・出川哲朗(54)の初仕事。出川がウッチャンナンチャンの内村光良(53)ら「イッテQ」出演者15人を呼び出し、スタジオには緊張感が走った。出川がランナーの名前が書かれた封筒を開け、確認。15人の中から肩に手を置いた人が大役を任されることになり、出川は各人の背中に回りながら、最後、みやぞんの肩に手を置き、電撃発表された。

 内村が「みやぞんだと、かなりな距離なんじゃない?」と聞くと、番組スタッフは「24時間テレビ史上、最も過酷なマラソン。今回はトライアスロン形式」と発表した。

 ランナーは例年、本番3カ月前の5月中に発表されていたが、昨年は放送1カ月を切っても伏せられたまま。7月30日の同局「行列のできる法律相談所」(日曜後9・00)で、総合司会を務める羽鳥慎一アナウンサー(47)から「今年の24時間テレビのマラソンランナーですが…何と!24時間テレビの当日に発表します。当日まで、その本人は知らされません」と告知された。ランナー候補は「当日、会場の日本武道館にいる人」「走る理由がある人」とされ、大きな注目を集めた。当日発表に備え、有力候補者たちはプライベートの時間を使って精力的に練習に励んだ。8月26日当日は番組開始から2時間14分後の午後8時44分にブルゾンと発表された。

 今年のテーマは「人生を変えてくれた人」。メインパーソナリティーはジャニーズ事務所の5人組アイドルグループ「Sexy Zone」が初担当。番組史上初となる「チャリTシャツプロデューサー」に、お笑い芸人の渡辺直美(30)が就任。「スペシャルサポーター」に、ウッチャンナンチャンの南原清隆(53)が初就任。番組史上初となる「応援団長」に、出川が就任した。

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