DA PUMP新曲 ダサカッコいい!MV再生5日で80万回、急きょ先行配信

[ 2018年5月23日 04:00 ]

DA PUMPが新曲「U.S.A.」のミュージックビデオで披露している「SHOOT DANCE」
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 7人組ユニット「DA PUMP」の3年半ぶりの新曲が「ダサカッコいい」と話題になっている。ユーロビートの定番曲に日本語詞を付けてカバーした「U.S.A.」(6月6日発売)。コミカルな明るい歌詞とキャッチーなダンスが受け、先行公開したミュージックビデオ(MV)の再生回数が5日間で80万回を突破。急きょ先行配信が決まった。

 繰り返される♪カモン ベイビー アメリカ…の意味不明なフレーズ。♪どっちかの夜は昼間…、♪ユナイテッドする朝焼け…と、クスッと笑える歌詞も随所に登場する。これが懐かしの軽快なユーロビートと相まって話題を呼んでいる。

 MVは17日に公開され、22日午後7時現在で再生回数は88万回。公開3日で前作「New Position」の51万回を超えた。歌詞の世界観が音楽プロデューサーのつんく♂(49)に似ているとして、つんく♂がプロデュースしたハロー!プロジェクトのファンの間で話題になっているのも特徴的だ。

 オリジナルは、人気コンピ盤「スーパー・ユーロビート」シリーズに収録された「USA」(92年)。ジョー・イエローという無名の外国人歌手が歌ったユーロビートナンバーに、作詞家のshungo.(シュンゴ)氏が独特な日本語詞を乗せた。これを圧倒的な歌唱力を誇るボーカルのISSA(39)が歌うことで、狙い通りの化学反応を起こした。

 ネット上では「ダサくて新しい」「計算されたダサさ」などと、面白く料理した“ダサいナンバー”に好意的な意見が目立つ。好評を受け、発売元は急きょ、CD発売と同日に予定していた配信を今月30日に前倒しする。

 ダサいだけではない。親指を立てた「いいね」ポーズを顔の横で振るダンスは「シュート」と呼ばれ、全米で流行中。大リーグ・エンゼルスの大谷翔平が本塁打を打った際に、ベンチで踊ったことでも知られる。

 DA PUMPがユーロビートに挑戦するのは初めて。デビュー20周年で新境地に挑み、ISSAは「とにもかくにもうれしいのひと言。信じ続けて今のメンバーと活動させてもらえて、本当に良かった」と喜んでいる。

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