中村江里子「二度と起こりませんように」仏で救急要請無視し女性死亡

[ 2018年5月15日 11:53 ]

フリーアナウンサーの中村江里子
Photo By スポニチ

 元フジテレビのフリーアナウンサーで、パリ在住の中村江里子(49)が15日、自身のブログを更新。フランスで、女性が救急車を要請したにもかかわらず無視され死亡した件に触れ、自身も同国で警察に対応してもらえなかった過去を明かした。

 フランスで、救急医療サービスのオペレーターが腹痛を訴える女性の電話を無視し、この女性が数時間後に死亡していたことが発覚。同国では電話を受けた女性の救急対応が問題となっている。中村は「もし、彼女が助けを求めたときに、すぐに救急車が出動をしていれば助かっていたのかもしれません。素人が判断をするべきことではありませんが」と亡くなった女性を悼みつつ、自身の経験もつづった。

 目の前で女性に財布を盗まれ、その女性の前で警察に電話をしたにもかかわらず「マダム、私たちは忙しいのですよ。その犯人が目の前にいるのならご自分でここまで連れてきてください」と笑って対応されたという。フランスに交番はなく、当時まだ赤ちゃんだった息子と一緒に、遠くの警察署に連れていくことができず「彼女が逃げ出すのを見つめているしかなかった」と振り返った。

 その後、担当警察官から謝罪を受けたというが「きっとフランスも日本も、勿論ほかの国々でも、いたずらとか大したことではないのに気軽に警察や救急車に電話をしたりしてしまう人が多くいるのでしょう」と、軽症でもタクシー替わりに救急車を呼ぶなどの問題があることを指摘。その上で「今回のニュースで『今後は絶対にそういうことはしない!!』と思ってくれればいいなと願います。こういうことが、二度と起こりませんように」と記した。

続きを表示

2018年5月15日のニュース