ジャニーズWEST桐山、徹子舞台に抜てき!製作陣が演技力評価

[ 2018年5月14日 05:30 ]

舞台「ライオンのあとで」で桐山照史と共演する主演の黒柳徹子 文社桑原
Photo By 提供写真

 ジャニーズWESTの桐山照史(あきと、28)が、今秋上演される黒柳徹子(84)の主演舞台「ライオンのあとで」(9月29日〜10月15日、EXシアター六本木ほか)に抜てきされた。同公演は黒柳が1989年から28年間にわたり、計31作品を上演してきたライフワーク「海外コメディシリーズ」のファイナル公演となる。

 桐山は「僕が生まれた年から始まっているシリーズ。ファイナル公演に出演させていただけることが凄く光栄で、勝手に縁を感じております。今回で一区切りと聞いて寂しい気持ちですが、精いっぱい頑張りたい」と並々ならぬ意気込みだ。

 今回の演目は、黒柳の思い入れが強く、最も上演したかった作品といい、97年以来、21年ぶりの上演。黒柳は実在の仏女優、サラ・ベルナールを演じる。70歳のとき、9年前の舞台での事故で負傷した右脚の切断を決断。そこからの数奇な人生を描く。桐山は、大女優に傷を付けることを恐れた何人もの医師が拒否した切断手術を引き受ける軍医・デヌーセ少佐に扮する。

 屈指の演技力が認められての抜てき。製作陣が今作のため人材を選定していたところ、昨秋上演の舞台「アマデウス」での好演が目に留まった。希代の天才音楽家モーツァルトに扮し、神の域にある才気あふれる部分と、わい雑で豪快な面を見事に表現。サリエーリ役の松本幸四郎(現白鸚、75)と互角に渡り合った。桐山とは初共演となる黒柳だが、スタッフから評判を聞き「お若くエネルギッシュ、演技は太鼓判の俳優さん」と期待を寄せる。

 実直で優秀なデヌーセ少佐は「普段の自分の性格とは真逆」という桐山だが「黒柳さんをはじめキャスト、スタッフの皆さまからいろいろなことを学ばせていただき、しっかり演じたい」と語った。

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2018年5月14日のニュース