ブラックペアン&東京ひよ子コラボ饅頭“バカ売れ”のワケ 一時電話パンク 出荷数2万箱に迫る

[ 2018年5月6日 12:00 ]

日曜劇場「ブラックペアン」と老舗菓子メーカー「東京ひよ子」がコラボレーションした饅頭「黒糖 東城ひよ子」(C)海堂尊/講談社(C)TBS
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 嵐の二宮和也(34)が主演を務め、ダークヒーローぶりが話題を呼ぶTBS日曜劇場「ブラックペアン」(日曜後9・00)と、ひよこの形の饅頭「名菓ひよ子」「ひよ子サブレー」などでおなじみの老舗菓子メーカー「東京ひよ子」がコラボレーション。饅頭「黒糖 東城ひよ子」が一時、電話回線がパンクするほどのヒットになっている。

 沖縄・西表島で製造された、こだわりの黒糖を使用。深みのある甘さと心地よい口溶けに仕上げたまろやかな黒糖餡を、香ばしくコクのある独自の生地で包んだ一品。6個入り972円(税込み)。商品名の「東城」はドラマの舞台になる東城大学から。

 初回放送日の4月22日に発売開始。5日間で早々と出荷数1万箱を突破し、目下、出荷数1万4000箱超え、販売数1万箱超え。ゴールデンウイーク中にも出荷数2万箱に迫る勢いになっている。

 東京ひよ子がドラマとコラボしたのは今回が初の試み。過去のコラボ商品と比較しても、非常に好調に推移している。東京ひよ子の担当者も「北海道から沖縄まで全国から電話注文が殺到し、一時フリーコール回線がパンクしました」と驚くほど。

 TBSライセンス事業部は、ドラマの公式キャラクターと位置付ける、かわいらしい熊「ブラックベア」をあしらったデザインパッケージが女性視聴者に好評を博したことが“バカ売れ”の要因の1つと分析。西川リビングとコラボした「渡海のストールブランケット」、手帳ブランド「NOLTY」とコラボした「コラボ手帳風ノート&ボールペンセット」(セブンネット限定)などのグッズも人気になっている。

 原作は医師で作家の海堂尊氏の小説「新装版ブラックペアン1988」(講談社文庫)。シリーズ累計150万部を超え、映画化・ドラマ化もされた「チーム・バチスタの栄光」の原点となる人気作。嫉妬渦巻く大学病院を舞台に、医学の限界や大きな権力に立ち向かう男たちの生き様を熱く描く。二宮は傲慢な性格と言動で「オペ室の悪魔」と呼ばれ、ヒラ医局員だが、手術成功率100%を誇る孤高の天才外科医・渡海征司郎を熱演している。

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2018年5月6日のニュース