出川哲朗「愛されキャラ」への逆転人生「世間て勝手だなあ〜」

[ 2018年4月24日 09:02 ]

お笑いタレントの出川哲朗
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 お笑いタレントの出川哲朗(54)が24日、フジテレビ「めざましテレビ」(月〜金曜前4・55)にVTR出演。かつての「日本一抱かれたくない男」から、現在の愛されキャラへの“逆転人生”の陰に、母親の一言があったことを明かした。

 かつては女性誌の「抱かれたくない男」「嫌いな男」ランキングで常にトップに君臨していた出川。今や代名詞となっている“リアクション芸”を極めていく中で、次第に「気持ち悪い」キャラが確立していったという。当時を振り返り「芸人としては正解なんだ、でも、一人の人間としてはダメなんだ。いや、それでいいんだ…。その繰り返しでした」と、葛藤の毎日だったと明かした。

 そんな思いを吹っ切るきっかけになったのが母親の言葉だった。テレビ番組のスタッフが「抱かれたくない男日本一、おめでとうございます」と出川の実家を突撃することもあり、母親には申し訳ない気持ちでいっぱいだったが、母親は「何言ってんだ!何でも日本一になるのはすごいこと、胸を張れ」と激励。「これで気持ちが楽になりましたね」。

 「年をとって丸みを帯びて、ゆるキャラみたいになったので、気持ち悪さが減って。仕事内容は変わっていないのに」と逆転現象を分析。そのうえで「抱かれたくない、気持ち悪いって言われて。でも今応援してもらって。ありがたいんですけど。世間て勝手だなあって思いますね」と笑いながら正直な思いを口にした。

 「変わらずに熱湯風呂とか、ザリガニとか。かわいそうと思われないようなおじいちゃんになりたい」と話し、現在その位置にいる人として挙げたのがデヴィ夫人だった。「78歳なのに、体張って。面白い。とりあえず自分も78歳までは体を張りたい」と意気込んでいた。

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2018年4月24日のニュース