ジャニーズJr高地優吾「ブラックペアン」で4年ぶりドラマ 先輩・二宮和也と初共演「勉強に」

[ 2018年4月24日 04:00 ]

日曜劇場「ブラックペアン」で初共演したジャニーズJr.の高地優吾(左)と嵐の二宮和也(C)TBS
Photo By 提供写真

 ジャニーズJr.内のユニット「SixTONES」の高地優吾(24)がTBS日曜劇場「ブラックペアン」(日曜後9・00)の第3話(5月6日放送)にゲスト出演。ジャニーズ事務所の先輩で、主演を務める嵐の二宮和也(34)と初共演を果たした。4年ぶりのドラマ出演に「とても緊張しました」としながらも「二宮さんの演技は映画でもドラマでも今までたくさん見てきたのですが、実際に間近で見るとものすごく迫力があり、非常に勉強になりました。そして本当に贅沢な時間でした」と充実の撮影を振り返った。

 原作は医師で作家の海堂尊氏の小説「新装版ブラックペアン1988」(講談社文庫)。シリーズ累計150万部を超え、映画化・ドラマ化もされた「チーム・バチスタの栄光」の原点となる人気作。嫉妬渦巻く大学病院を舞台に、医学の限界や大きな権力に立ち向かう男たちの生き様を熱く描く。

 二宮は傲慢な性格と言動で「オペ室の悪魔」と呼ばれ、ヒラ医局員だが、手術成功率100%を誇る孤高の天才外科医・渡海征司郎を演じる。渡海は、自分がいる東城大学医学部付属病院総合外科学教室(通称・佐伯外科)に赴任した東の名門・帝華大学病院出身の新任エリート講師・高階権太(小泉孝太郎)と敵対。高階は手術用最新医療器具・スナイプを「外科医の腕を全く必要としない」と豪語して持ち込み、医療業界も巻き込む騒動の火ぶたを切る。

 タイトルの「ブラックペアン」とは真っ黒なペアン(止血用鉗子)を指す。脚本はTBS「小さな巨人」などの丑尾健太郎氏。演出は「下町ロケット」「陸王」や映画「祈りの幕が下りる時」などの福澤克雄氏を筆頭に、田中健太氏、渡瀬暁彦の3人が務める。

 高地が演じるのは、音大生の田村隼人役。近く米国で開催されるピアノコンクールへの出場を控えているが、僧帽弁閉鎖不全症のため、早期回復が可能なスナイプ手術を求め、東城大にやってくる。厚生労働省の次期事務次官候補とされる父(依田司)がいるため、隼人はVIP待遇。早々に手術の日程が決まり、高階が執刀医を務めることに。しかし、隼人にはある重大な問題が隠されていた…。

 二宮は「高地君には、歌番組でちょっと付いてもらったことがあったかな。ドラマに出るのは4年ぶりだと言っていたけれど、お芝居がいいからゲストに起用されたんだと思います。僕が演じる渡海はあまり病室に行かないのですが、今回は隼人の病室に行くシーンがあります。それは珍しいかもしれないですね」と後輩と初共演した感想。

 第3話の見どころについては「スリリングな展開ですよ」と笑みを浮かべ「人間関係もそうですが、医療業界の利権の話も出てきます。また、同時に2つの手術と向き合っていくというのも見どころだと思います」とアピールした。

 高地は「(SixTONESの)ほかのメンバーたちもドラマや舞台の出演が決まっているので、お互い励まし合っています。個々の活動が大きくなっていったらグループとしても個人としても成長できると思うので、頑張っていきたいと思います。辛口でもいいので、ドラマを見て、いろいろな評価をいただけたら、うれしいです。是非ご覧ください」と呼び掛けている。

続きを表示

2018年4月24日のニュース