森社長VSたけし軍団の内紛収束へ オフィス北野存続「投げ出すことはない」

[ 2018年4月8日 09:00 ]

オフィス北野の森昌行社長
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 ビートたけし(71)の独立をめぐってオフィス北野の森昌行社長(65)と「たけし軍団」の間で起こった内紛が「事務所存続」の形で収束することが7日分かった。スポニチ本紙の取材によると、軍団メンバーの一人が「丸く収まる」と近い関係者に明言。森社長も本紙に「ここで投げ出すことはしない」と存続に意欲を見せた。

 「たけしが知らない間に森社長が筆頭株主になっていた」「役員報酬が高すぎる」などと軍団メンバーが1日にSNSを通じて森社長を糾弾して表面化した内紛劇。森社長も5日発売の週刊新潮で全面反論して泥仕合の様相を呈していた。

 会社解散という最悪の事態まで憂慮されたが、双方が歩み寄りを見せたのが5日。軍団のガダルカナル・タカ(61)と森社長が電話で会談し、(1)これ以上エスカレートさせない(2)沈静化に向けた話し合いのテーブルに着く――ことで一致した。

 そんな中、この日までに両者は「事務所は存続」「軍団メンバーの大半は残る」という内容で合意した。懸念されたのが森社長の去就。軍団の声明文の内容に不快感を隠さず、メンバーとの関係を「大丈夫なわけがない。声明文がその通りなら謝罪しますが、あえて“不本意”と言わせてください」と報道陣の前で話していた経緯があった。

 会社を飛び出すのではないかとの臆測も一部で流れたが、森社長はこの日、本紙の取材に「今いる社員と演者さんに対して、社長としての責任がある。ここで投げ出すことはない」と断言。“演者”の中には軍団メンバーに加えて寺島進(54)や、つまみ枝豆(59)の妻でフリーアナの江口ともみ(50)らがいる。

 同社は20日に33人の全社員をいったん退社させ、そこから希望者を再雇用する形をとって体制を整えていく。社名変更、規模縮小は余儀なくされるが、週明けにも収束宣言があるかもしれない。

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