加山雄三「愛する光進丸」炎上で謝罪 新造船「今は考えられない」

[ 2018年4月2日 19:30 ]

厳しい表情の加山雄三
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 静岡県西伊豆町で所有しているプレジャーボート「光進丸」が炎上した俳優で歌手の加山雄三(80)が2日午後、東京・羽田空港で会見、「愛する光進丸がこういうことになってしまいました。ファンの皆さま、多くの皆さまにご心配をかけたことをお詫び申し上げます」と謝罪した。

 光進丸は静岡県西伊豆町の安良里漁港沖に係留。1日午後9時25分ごろ、「船が燃えている」と119番通報があり、2日午前8時25分ごろ、鎮圧した。下田署や下田海上保安部などが火災の原因を調べている。

 1日夜は沖縄県宜野湾市でのコンサートに出演していた加山。一報については「ちょうどコンサートを終えて、打ち上げで祝杯をあげようとなった時に関係者に電話があり、僕が呼び出された。その時から胸騒ぎがしていたけど、(炎上を)聞いた時は言葉がなかった」と振り返った。

 原因については「心当たりもない」とし、船の状況については「メールで知らせていただいたが、修復はまず不可能でしょう」と肩を落とし、新造船に関しても「今は考えられない」と話した。

 光進丸は、加山自身が設計した全長30メートルを超える船で“海の男”加山の象徴。78年には同名のシングルも発売している。1964年に初代を建造し、翌65年公開の主演映画「海の若大将」にも登場。現在の船は1982年に建造した3代目だった。

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