テレ東社長 「バイプレイヤーズ」最終話に「最大限の努力をした」

[ 2018年3月29日 16:52 ]

大杉漣さん
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 テレビ東京は22日、東京・六本木の同局で定例の社長会見を行い、小孫茂社長が2月21日に急死した俳優の大杉漣さん(享年66)が出演し、亡くなる約7時間前まで撮影していた同局の連続ドラマ「バイプレイヤーズ〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜」(全5話)について言及した。

 同ドラマは7日に最終回が放送され、平均視聴率は番組最高の4・5%を記録。エンドロールの後、名脇役として濃密な時間を共有した4人の仲間、遠藤憲一(56)田口トモロヲ(60)松重豊(55)光石研(56)は「漣さーん、ありがとう!」と絶叫し、感謝を捧げた。大杉さんの訃報を受け、約7割の撮影を残していた最終回だが、脚本直しをほぼ1日で終えるなど、厳しいスケジュールの中、キャスト・スタッフが一丸となり、総力を結集。見事、完成にこぎ着けた。

 小孫茂社長は大杉さんの遺作となった今作について「難しいドラマ作りだったと思う」とし、「現場は最大限の努力をしたと考えております。大杉さんが天国でどう見られていたかは存じ上げませんが、ぜひ聞いてみたいと思っております」と語った。長田隆編成局長は「テレビ東京全体としていい内容に仕上げてもらった。出演者の皆さま、スタッフ、関係者の皆さまに感謝しております」とし、続編については「今後につきまして具体的に話していることは特にありません」とした。

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2018年3月29日のニュース