KAT―TUN再始動の東京Dへ向け、亀梨「笑顔で次に進めるライブにしたい」

[ 2018年3月23日 04:00 ]

フォトセッションに臨むKAT―TUNの(左から)中丸雄一、亀梨和也、上田竜也
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 アイドルグループ「KAT―TUN」が22日、横浜・大さん橋にてファンクラブ限定イベント「KAT―TUN 2018 FIRSTIMPRESSION―Ask Yourself―」を開催。CDデビューから12年目の記念日にグループ初の野外イベントで、再始動に向けた第一歩を踏み出した。

 KAT―TUNは亀梨、上田、中丸の3人体制になった直後の東京ドーム公演(16年5月)を最後に充電期間に突入。その後、3人はソロ活動に専念していたが、昨年大みそかに行われた「ジャニーズカウントダウン2017―2018」で再始動を宣言。亀梨の主演ドラマ「FINALCUT」(13日終了、フジテレビ系)の主題歌「Ask Yourself」(4月18日発売)を担当し、4月20〜22日に東京ドーム3Days公演を開催することが発表された。

 活動再開後、自身のファンの前に3人そろって立つのは今回が初めて。集まった約3000人のファンを前に、亀梨和也(32)は「皆さんの理解がないと僕たち、こういう時間(充電)を過ごせなかった。感謝と何よりもデビュー日に集まれる機会をいただいて、非常にうれしいです」。

 上田竜也(34)は「グループでお客さんの前に立つのはうれしい。凄い幸せを感じる。2年間本当にお待たせしました。いろいろな感情はあるでしょうが、これからは笑顔だけで皆さんと過ごしたい」と幸せをかみ締めた。

 中丸雄一(34)はこの日を「晴れ晴れとした気持ちで迎えられた」といい、「いろんな変遷があったグループなので、結構ネガティブなことも感じさせてしまった部分もあると思う。無事、充電期間を終えたということは僕らの中では一段落したということ。ここからは楽しく活動していきたい。皆さんとそういう時間を共有していけたら。4月からさらに楽しみにしていただきたい」と前を向いた。

 イベントでは新曲「Ask Yourself」など4曲を披露。カップリング曲となる「Real Face#2」も初披露された。大ヒットしたデビュー曲のアレンジ版。亀梨は「グループにとって意味のある、大切な楽曲。充電期間を取って、新たな一歩を踏み出すにあたって、3人で向き合った時にどういう形にできるか、新たな一歩として作らせてもらった。今後皆さんの耳になじんでいっていただけたら。僕らの意志として受け取ってもらえるんじゃないか」と力を込めた。

 再始動となる4月の東京ドーム公演まで約1カ月となった。中丸が「本格始動という意味では4月のライブになる」と話せば、亀梨も「僕たち自身もそうですし、皆さんもいろいろな思いの中で2年間を過ごしたと思う。笑顔で次の一歩、笑顔で次に進めるライブにしたい」。上田も「僕らもドームに対して思い入れがある。どういう形になるのか、すごく楽しみ」と期待をあおった。

 今回のイベントはLINE LIVEで生配信された。ジャニーズのアーティストがイベントを生中継するのは初めて。充電期間を経て、大きな変化を迎えたことに中丸は「時代は変わりましたよね。ジャニーズがネットを通してライブを中継するって、半年前まで考えられなかった」と感慨深げだった。

 【KAT―TUNの歴史】
 ▼2001年 亀梨、赤西仁、田口淳之介、田中聖、上田、中丸の6人でKAT―TUN結成。
 ▼06年3月22日 「Real Face」でCDデビュー。
 ▼10年7月 赤西が脱退。
 ▼13年10月 田中が脱退。
 ▼16年3月 田口が脱退。
 ▼同5月1日 東京ドームでライブを行い、充電期間に突入。
 ▼18年元日 ジャニーズ事務所のカウントダウンライブから再始動。

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2018年3月23日のニュース