お笑いコンビ「江戸むらさき」活動休止 磯山が家業のラーメン店手伝い 野村はピンで

[ 2018年3月22日 13:07 ]

お笑いコンビ「江戸むらさき」の野村浩二(左)と磯山良司
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 NHK「爆笑オンエアバトル」で好成績を収め、活躍したお笑いコンビ「江戸むらさき」が3月末をもってコンビとしての活動をいったん休止する。22日、所属事務所ホリプロコムの公式サイトで発表された。ボケ担当の磯山良司(40)が実家のラーメン店を手伝うことになり、芸能活動を休止するため。ツッコミ担当の野村浩二(40)はピンで活動を継続。「“解散”ではなく“休止”としたのは、数年後に江戸むらさきは活動再開する可能性があるからです」と解散を否定した。

 公式サイトは「2018年4月1日より、磯山良司につきましては、諸事情により芸能活動をしばらくお休みさせていただくことになりました。野村浩二は引き続き芸人としての活動を行なってまいります。江戸むらさきコンビとしての活動は一旦休止となりますが、また再開の折には改めて皆さまにお知らせし、応援していただけますと幸いです」と伝えた。

 磯山は自身のブログで「両親が経営しております、ラーメン屋を手伝うことになりました。実家のラーメン屋が、この不景気もあり、あまりうまくいってないということ、両親が高齢になってきてるということ、僕が今まで両親に対して何一つ親孝行できてないということ、いろいろございまして、野村氏、ホリプロコム社長に解散、退社を申し入れたところ『活動休止でいいんじゃないか?』『ラーメン屋を立て直したら戻ってくればいいじゃないか』なんて本当に本当にありがたい言葉を頂きまして、この活動休止ということになりました」と経緯を説明。

 「21年間、自分なりに才能がないなりに頑張ってきた芸人生活ですが、一旦、活動休止ということになります。21年もやってきたことを休むと言うことが今はまだ全然ピンと来ません。寂しさなどで、もういろんな人の前で何回も泣いてしまってます。中学2年の時に芸人になりたい!と思って芸人を夢見てやってきて、晴れて芸人になれてやってきたことが、休むとなることが自分で決めたこととはいえ、寂しいです。寂しいですが、やらなきゃいけないことがたくさんです。やってやります。僕は、やりますよ!」と心境を明かした。

 野村も自身のブログで「江戸むらさきは2018年3月末日をもちまして、コンビとしての活動を一旦休ませていただくことになりました。相方・磯山良司は一身上の都合により、芸能活動をお休みします。それに伴い、コンビとしての活動もお休みします」と報告。自身の今後については「私、野村浩二は引き続きホリプロコム所属で1人、お笑いの活動を続けていきます。ありがたいことに4月から1人での仕事もいただいており、MCやリポーター、そして何らかの形でネタもやっていければな、と思っています」とした。

 「コンビ仲が悪くなったり、方向性の違いなんかではないので、これからの相方・磯山の活動も応援していこうと思いますし、力になれることがあれば、微力ながらお手伝いしたいと思います。今まで20年近く江戸むらさきとして2人で活動してきました。それも応援してくださったファンの方々、そして使ってくれたスタッフさん、支えてくれた事務所があってからこそだと思います。本当にありがとうございました」と感謝。「これでコンビとしての活動は一区切りです。“解散”ではなく“休止”としたのは、数年後に江戸むらさきは活動再開する可能性があるからです。その際は、また江戸むらさきを応援していただけたらと思います」と解散は否定した。

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2018年3月22日のニュース