「太陽の塔」めぐり岡本太郎さんと石原裕次郎さん熱い対談 石原プロが映画一部公開

[ 2018年3月20日 06:50 ]

映画の中で石原裕次郎さん(左)に「太陽の塔」に込めた思いを語る岡本太郎さん=石原プロモーション提供
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 1970年に開催された大阪万博のシンボル「太陽の塔」(大阪府吹田市)の内部が19日、一般公開された。石原プロモーションはこのタイミングに合わせて、作者の故岡本太郎さんと俳優の故石原裕次郎さんとの映画「日本人の美 岡本太郎 人と芸術」の一部を公開。その中で岡本さんは「日本の博覧会は優等生の答案みたいなものができる。だから、べらぼうなもの、無邪気なものをつくってやりたかった」と熱く語っている。

 約40分の映画で石原プロが製作。裕次郎さんと著名人の対談シリーズの第1回となる予定だったが、その後、石原プロが「西部警察」などドラマ制作を主に手掛けるようになったため未公開となっていた。

 撮影現場に立ち会った石原プロの浅野謙治郎取締役(70)は「お酒を飲みながら和やかな対談でしたが、芸術を語る岡本さんはとても迫力があった」と懐かしそうに振り返った。映画の一部は毎日新聞の動画サイト「デジタルプラス」で公開されている。

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