「あぶさん」4年ぶり復活!画業60周年・水島氏が読み切り執筆

[ 2018年3月20日 05:00 ]

「ビッグコミックオリジナル」7号掲載の「あぶさん」扉ページ(C)水島新司/小学館
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 2014年2月に「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で41年の連載が終わった野球漫画「あぶさん」が、20日発売の同誌7号で復活する。今年、画業60周年を迎える作者・水島新司氏(78)が40ページの読み切りを執筆。4年ぶりに、酒豪の強打者、景浦安武が帰ってくる。

 「あぶさん」は1973年2月から2014年2月まで連載。編集部によると、水島氏の画業60周年を記念し、かねてから同誌上での執筆を相談していたという。プロ野球ソフトバンクが、球団創設80周年のイメージキャラクターに景浦安武を起用することが決まったことから、同誌での執筆も「あぶさん」になったという。

 同作は、酒豪の強打者・景浦安武が主人公。1973年、南海にドラフト外で入団。37インチという長尺のバット「物干し竿」を武器に、代打専門として活躍した。打席に入る前に口に含んだ酒をバットのグリップ部分吹きつける儀式「酒しぶき」が有名。09年に62歳で現役引退し、その後も2軍、1軍の助監督を務めた。13年オフに退団して最終回を迎えていた。

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