好調TBS「Nスタ」 “フレッシュさ”で平日夕方に定着…視聴率も右肩上がり

[ 2018年3月19日 10:30 ]

「Nスタ」キャスターを務める(左から)国山ハセンアナ、井上貴博アナ、ホラン千秋(C)TBS
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 4月でリニューアルから1年を迎える、TBS系報道番組「Nスタ」(月〜金曜後3・49)が好調だ。午後5時50分から同7時までの第2部の2月月間平均視聴率は8・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマーク。昨年5月の5・4%から右肩上がりに数字を上げ、目標としていた8%をついに超えた。谷上栄一制作プロデューサーは「『Nスタ』はこの1年間のさまざまな経験を生かし、視聴者の信頼を得るよう、よりパワーアップして春からの2年目を迎えたいと思います」と意気込んでいる。

 「Nスタ」は「見てトクする」「聞いてトクする」そして「誰もが納トクする」ニュースを分かりやすく伝えることをコンセプトとした3時間の生放送報道番組。報道番組メインキャスター初挑戦の井上貴博アナウンサー(33)に加え、ホラン千秋(29)と若手の国山ハセンアナウンサー(27)をキャスターに据えたフレッシュな陣容で世間の関心事を徹底的に掘り下げており、ニュースを3コマ漫画風に紹介する「トクする!3コマニュース」などが人気を博している。

 11日には東日本大震災7年特別番組を放送。井上アナとホランが宮城・南三陸町から中継を行うなど全面中継に挑戦。その結果、同時間帯の震災特番のうちNHKを含む各局でトップの視聴率を記録。平日夕方の報道番組として、お茶の間に定着しつつある。

 井上アナは「リニューアルから早1年。まだまだ産声を上げたばかりの番組です」と前置きしながらも、「今まで作り上げてきたものを大切にしながらも、変化を恐れない。これからも、より良く変化していける出演者・スタッフ一丸となって試行錯誤を続けます」と意気込みを語る。ホランも「この1年を振り返ると、世の中も番組も大きく変化しました。世界が移り行く瞬間を今年も視聴者の皆さまと一緒に見届けることができ、光栄です」とキャスターとして奔走した1年を振り返った。

 4月で番組リニューアルから1年を迎えるにあたって、番組は「知りたい、はスタートだ。」と題した特別CMを制作し公開する。井上アナは「『知りたいこと』を皆さんと一緒に考えたい。夕方の時間帯のお供に。そんな思いも込めてCM撮影しました」とし、国山アナも「CM撮影では日々の番組に臨む表情が出ています」と見どころを明かした。

 これまで以上にわかりやすい番組作りを目指していくと語る谷上プロデューサーは「『Nスタ』はこの1年間のさまざまな経験を生かし、視聴者の信頼を得るよう、よりパワーアップして春からの2年目を迎えたいと思います。これからも『トクするNEWS!Nスタ』をよろしくお願いいたします」と視聴者に呼びかけた。

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2018年3月19日のニュース