作家・内田康夫さん死去、軽井沢の浅見光彦記念館で献花台設置へ

[ 2018年3月18日 16:05 ]

フジテレビ「浅見伝説三部作 第三弾 天河伝説殺人事件」の会見に出席した俳優の中村俊介(左)と原作者の内田康夫氏(08年撮影)
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 浅見光彦シリーズで知られる作家の内田康夫(うちだ・やすお)さんが13日午前8時25分、敗血症のため東京都内で死去した。83歳。内田さんが設立し名誉会長を務める、長野県北佐久郡軽井沢町の浅見光彦記念館では23日から1カ月間、記念会に献花台を設置すると18日、発表した。

 「浅見光彦」シリーズは、主人公のルポライター・浅見光彦が日本各地で起こる難事件を解決していく物語で、TBSやフジテレビでドラマ化されている。記念館は16年4月、軽井沢在住の作家・内田康夫の業績と意思を永く後世に伝えるために開館した。

 記念館の公式サイトは18日、「当財団の設立者であり名誉会長の内田康夫が3月13日永眠いたしました。ここに生前のご厚誼に深く感謝いたしますとともに謹んでお知らせ致します」と報告。

 葬儀は、生前の本人の意向により近親者で執り行ったといい、続けて「本人の希望により、お別れの会は行わず、3月23日(金)〜4月23日(月)の1カ月間、浅見光彦記念館に献花台を設置します」と発表した。

 毎週火曜・水曜は休館。午前10時から午後4時まで開館中は献花ができ、香典や供物については辞退すると告知している。

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