大杉漣さん再現ドラマにネット涙「普通に演技…数日後に亡くなるなんて」

[ 2018年3月17日 21:58 ]

大杉漣さん
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 NHKスペシャル「メルトダウン File.7 そして冷却水は絞られた〜原発事故 迷走の2日間〜」(後9・00)が17日放送され、2月21日に急逝した俳優の大杉漣さん(享年66)が再現ドラマに出演した。

 世界最悪レベルとなった7年前の東京電力福島第一原子力発電所の事故がなぜ、どのように起きたのか、事故の真相に迫り続けてきたシリーズ。現場で人々がどう行動し何が起きたのか、ヒューマンファクターに迫る再現ドラマで、大杉さんは福島第一原発の吉田昌郎所長を熱演した。

 亡くなる2日前の2月19日にも収録に参加した大杉さんの演技に、ツイッター上では「いかに急だったかということを改めて実感する」「普通に演技している大杉漣さんが数日後に亡くなるなんて」「演技を目に焼き付ける」「大杉漣さん迫真に迫る演技」「亡き大杉漣さん扮する故吉田所長のセリフに涙腺崩壊した」と改めて悲しみの声。大杉さんが演じた吉田元所長は事故から2年後の2013年7月に58歳の若さで亡くなっており、「大杉漣さんと吉田所長は、いま天国で並んでテレビ見てるような気がする」と2人を重ね合わせる書き込みもあった。

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2018年3月17日のニュース