宮沢りえ りえママとの“因縁の人生”に終止符 「再婚」は人生の新章

[ 2018年3月17日 08:06 ]

森田剛、宮沢りえ結婚

野球観戦する宮沢りえ(右)と母・光子さん
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 V6の森田剛(39)と女優の宮沢りえ(44)が16日、結婚したことを発表した。母一人、娘一人――。“一卵性母娘”と呼ばれ、4年前に他界した母・光子さん(享年65)との因縁の人生に、ついに終止符が打たれた。それは、またも春に訪れた。

 宮沢が前夫の元プロサーファーの実業家と結婚したのは2009年4月。約4年にわたる離婚協議を経て離婚合意したのは16年3月だった。そして今月。最愛の森田と愛娘との新たな家庭を花開かせた。りえにとって「再婚」は人生の新章。背景には光子さんへの思いがある。

 離婚後女手ひとつでりえを育てた光子さんは、凄腕のステージママとして仕事から交際相手まで公私全てをプロデュース。「りえママ」と呼ばれ、写真家の篠山紀信氏とヘアヌード写真集「サンタフェ」を仕掛け、電撃的な貴花田(現貴乃花親方)との婚約発表もその後の婚約解消も、日本中を驚かせた話題の陰には常に“りえママ”の姿があった。

 一時は確執もあった母娘だが、りえは母の半生をなぞるように夫と離別し、愛娘をシングルマザーとして育てながら、たくましく走り続けた。親しい知人によると、そんなりえが「女性として母親と別の道をゆく、将来再婚するのでは」と予感させたのは、光子さんが他界した時。りえのコメントは自身の人生の“誓い”だった。

 「最期に、生きるということの美しさと、凄(すさ)まじさと、その価値を教えてもらいました。そういった全ての宝物を胸に、私は、役者として、母として、女として、惜しみなく生きようと思います」

 あえて最後に入れた“女として”の言葉に「もう一度女性としての幸せを、という思いを強く感じた」(知人)という。左手薬指の指輪は森田からの永遠の愛の証。その輝きは天国の母に届いている。

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