大橋純子 初期の食道がん公表 4月以降の仕事を治療のためキャンセル

[ 2018年3月15日 15:05 ]

食道がんが見つかったことを公表する大橋純子
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 「シルエット・ロマンス」の大ヒットで知られる歌手の大橋純子(67)が15日、都内で会見を開き、初期の食道がんを発表した。

 年明けの定期検診で食道がんが見つかったといい、「ステージは1ぐらい」で自覚症状はない状態だとし、治療のため、4月から年内は休業するという。

 大橋は「歌手になってこういう会見は初めてで、初体験で私にとっては辛い報告をしなければならないのが残念な気持ちなんですが」と切り出し、「先日の定期検診のおり、食道がんが見つかりました。まだ早期ということで、すぐに治療にかかれば何とか根治できるんではないかということで、4月以降にコンサートなど予定されているものがありましたが、個々に来てキャンセルせざるを得なくなりました。まずのキャンセルさせていただき、治療に専念し、できれば早い復帰を目指して、もう一度、仕切りなおして頑張れればなと思います。休業のお知らせとお詫び。次に向けての気持ちをお伝えしたい」と話した。

 来年は45周年が目の前にありましたので、今年はすぐに歩き出す予定でしたので、降って湧いたような感じ。急遽キャンセルせざるを得ないという結論に達しました」と語った。4月8日から6月まで45周年のコンサートツアーが組まれているが、キャンセルし治療にあたるという。

 大橋は1974年にアルバム「フィーリングナウ」でデビュー。「たそがれマイ・ラブ」(78年)がヒットすると、「シルエット・ロマンス」(81年)は累計55万枚を売り上げた。その後も、精力的に活動を続け、「愛は時を越えて」(92年)も20万枚のヒット。来年デビュー45周年を迎える。最近は45周年に向けて未発表公演を含むホールツアー、ディナーショーなど約15本が計画されつつあった。また、年末からレコーディングに備え、打ち合わせが進行中だった。

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2018年3月15日のニュース