「メジャーセカンド」試写会 主人公役声優が感涙「泣くなって言われていたのに…」

[ 2018年3月13日 16:06 ]

「メジャーセカンド」試写会で主人公・茂野大吾を演じる藤原夏海
Photo By スポニチ

 4月7日からNHK・Eテレで放送される人気野球アニメ「メジャー」の続編シリーズ「メジャーセカンド」(土曜後5・35)の試写会が13日、都内の同局で行われ、声優の藤原夏海(23)、西山宏太朗(26)と渡辺歩監督(51)が出席。初めて第1話を見たという藤原が感涙する一幕があった。

 前作「メジャー」は04年から10年まで同じくEテレで放送され、平均視聴率4・6%、最高7・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマーク。主人公・茂野大吾役に抜てきされた藤原は、第1話の試写後に行われた取材会の冒頭のあいさつで「先ほど、第1話を初めて拝見させていただいて、いろんなことが詰まって改めてとても素晴らしい作品に関わらせていただいていることを感じました」と感涙。「泣くなって言われていたのに…。茂野大吾を務めさせていただくことには、喜びとともにプレッシャーと不安があった」と重圧を明かした。

 大吾の同級生・佐藤光役の西山は「試写会のときから藤原さんが泣いていまして」と暴露し笑いを誘い、「歴史ある作品だからこそ、気合が入ったのでは」とフォロー。藤原は「(オファーを受けて)うれしい気持ちもあったんですけど、プレッシャーや不安の方が大きかった。でも、期待に応えなければならないという気持ちに変わっていって、現場の皆さんもすごく温かくて、1話すごく緊張したんですけど、気合を入れて頑張らせていただきました」と今度は笑顔でコメントした。

 同局の米村裕子制作統括は「主人公が前作は天才肌ですごく才能がある人物でしたが、今回は才能が特別あるわけでもない等身大の主人公。大吾にできるなら…と勇気づけられるアニメになっていると思います」と見どころをアピール。渡辺監督は「(前作からの)オールドファンにとっては、まだ吾郎自身も夢を追っている段階。われわれも大吾がどこまでいけるかというところの続きを楽しみに作っている最中です」と笑顔で語った。

続きを表示

2018年3月13日のニュース