ジャニーズJr.「YouTube」で公式チャンネル 写真“ネット解禁”の次は動画

[ 2018年3月5日 04:00 ]

ユーチューブのチャンネル「ジャニーズJr.チャンネル」に出演する「HiHi Jets」(左から)作間龍斗、井上瑞稀、高橋優斗、橋本涼、猪狩蒼弥
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 ジャニーズ事務所が動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」に公式チャンネルを開設することが4日、発表された。21日にスタートする「ジャニーズJr.チャンネル」で、Jr.のグループが日替わりで出演する。ジャニーズが動画投稿サイトを公式活用するのは初めて。「タレントの卵たちをお披露目できる場所として最適な環境だと考えた」としている。

 所属タレントの写真をニュースサイトに掲載することを認めると発表してから約1カ月。今度は動画が“解禁”される。

 同チャンネルに出演するのは「HiHi Jets」「東京B少年」などJr.の5組。各組が水曜から日曜までの各曜日を担当し、歌やダンス、トークなどに挑戦する動画が配信される。月、火曜はグループの枠に縛られない企画動画になる。各番組の長さは5〜20分を予定。同チャンネルは5日からプレオープンし、予告編映像が流される。

 ユーチューブは、自作の動画を投稿する「ユーチューバー」が小学生の間で「将来なりたい職業」にランクインする人気サイト。ジャニーズはツイッターやインスタグラムなどのSNSがある中、同サイトを選んだ理由について「映像の検索、動画を閲覧するメディアとして圧倒的なアクセス数を獲得されている。ジャニーズJr.という若いタレントの卵たちをお披露目できる場所として最適な環境だと考えた」としている。

 約2年前からユーチューブ側と話し合いを始め、昨年夏にジャニーズJr.のチャンネルにすることが決まった。今年1月にJr.のメイングループに声を掛け、名乗りを上げた5組でスタートすることになった。すでに知名度があるタレントより、これから売り出したい若手のチャンスの場にする方針でCDデビュー組やタレント個人の出演については現状では考えていないという。

 肖像権管理などのためネットと距離を置いてきたジャニーズだが、最近は画像や動画の使用を段階的に解禁していた。ジャニーズは「今はテクノロジーにより管理できる機能(バックグラウンド)がそろってまいりました。違法サイトで動画が視聴されるのであれば、オフィシャルなサイトでご覧いただきたい」としており、今後もネット解禁は進んでいきそうだ。

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2018年3月5日のニュース