ミキ、秋の賞レースへ2月だけで新ネタ9本!“出世番組”新レギュラーに

[ 2018年3月5日 08:00 ]

MBSテレビ「せやねん!」のレギュラーに決まった「ミキ」の亜生(左)と昴生
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 MBSテレビの人気番組「せやねん!」(土曜、前9・25)関西ローカル)の新レギュラーとして、漫才コンビ「ミキ」の亜生(29)、昴生(31)が加入することが決まった。

 京都出身のミキの2人は子供の頃から「せやねん」の熱烈な視聴者で、特に2001年の番組スタートから出演していた「中川家」の「嗚呼!ニッポンの兄弟」のコーナーがお気に入りだった。「ずっと見てました。中川家さんのコーナーでは泣いてましたね」と兄の昴生。「コーナーが復活するなら、ボクたち兄弟にぜひやらせてもらいたい。ハートフルなこの番組に出演できるのはホントに光栄です」と亜生も楽しみしている。コーナー復活は未定だが、「スペシャルをやるのも面白いですね」と同番組制作局・新堂裕彦マネジャーは話している。

 昨年の「M―1グランプリ2017」で3位となり、ブレイクしたミキにとって、この番組のレギュラー出演は大きな意味を持つ。同番組には現在、「トミーズ」の雅(58)、健(58)や未知やすえ(54)らがレギュラー出演しているが、過去には同番組から「中川家」(01年)「フットボールアワー」(03年)「ブラックマヨネーズ」(05年)「チュートリアル」(06年)と4組のM―1王者を輩出。さらに「ウーマンラッシュアワー」(13年)が「THE MANZAI」、「かまいたち」(17年)が「キングオブコント」を制するなど、レギュラーを務めると全国トップの賞レースを優勝できるという“出世番組”となっているのだ。

 今月4日から「ミキ漫2018全国ツアー」をスタート。12カ所を回る予定で、すでに2カ所を終了。「皆さんの見る目が変わった感じがしました」と亜生。「M―1の3位がプレッシャーとなって、メチャメチャ緊張してます」と昴生は苦笑いする。2月だけでも新ネタ9本を作成。秋の賞レースへ向けて、ネタを練りこんでいく構えだ。

 「1日も早く、せやねんファミリーになりたい」と亜生は意気込み「アキナの2人より面白い番組にしたい」と昴生は先に「せやねん」のレギュラーとなった「アキナ」をライバル視。目標とするM―1王者に向け、ステップアップしたいところだ。

 【ミキ】

 ◇亜生(あせい)1988年7月22日京都府出身。東海大卒

 ◇昴生(こうせい)1986年4月13日京都府出身。花園大卒

 12年コンビ結成。2つ違いの兄弟。元タレント・上岡龍太郎は叔父にあたる。16年「NHK上方漫才コンテスト」優勝。16、17年「ytv漫才新人賞」準優勝。「M―1グランプリ2017」はファイナルに残り3位。

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2018年3月5日のニュース