104万円かけ増毛 アインシュタインが優勝 48回NHK上方漫才コンテスト

[ 2018年3月2日 22:21 ]

NHK上方漫才コンテストを制した「アインシュタイン」の稲田直樹(左)と河井ゆずる
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 芸歴10年未満の関西若手漫才師No.1を決める「第48回NHK上方漫才コンテスト」が2日、大阪市内の同局で開かれ、「アインシュタイン」が優勝した。

 稲田直樹(33)の妄想デートに相方・河井ゆずる(37)が付き合うネタを披露し、出場3回目で念願の頂点に立った。河井は、ピン芸人・ゆりやんレトリィバァ(27)に敗れた前回を振り返り「悔しい思いをした。漫才で勝ちたい気持ちが強かった」と、リベンジ達成に歓喜した。

 司会の千原ジュニア(43)に髪の毛の量が増えたことを指摘された稲田は、「増毛してまして。104万円かけました」と告白。「賞金でさらに増毛して、まつエク(まつげエクステ)もしたい」と声を弾ませた。だが、稲田の無二の“ブサイクキャラ”は芸人にとって強力な武器。ジュニアから「自分の(キャラの)邪魔をするな。リストカットと同じやぞ。自傷行為や」と大反対されたが、「増毛したいし、飽きたら金髪にしたい。自分にうそをつかず生きたい」と宣言し、相方をあきれさせた。

 この日は、128組による予選を勝ち抜いた8組が2ブロックに分かれて激突。各組の首位による決勝でアインシュタインと戦ったのは「インディアンス」。稲田に負けない田渕章裕(32)の際立つキャラと怒濤(どとう)の高速トークに、ジュニアも「オマエの手数、全盛期の(ボクシング王者)パッキャオや」「濃かったねえ。6秒に1回のボケですよ」と称賛した。

 今回の本戦出場者中最多となる5回目の出場で、またもや優勝を逃した田渕は、アインシュタインに「3回目で優勝?早い、早いねん!」とクレームを入れ、笑わせていた。

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2018年3月2日のニュース