目に涙 蒼井優が最優秀主演女優賞「なんでしょう… びっくり」 日本アカデミー賞

[ 2018年3月2日 22:20 ]

最優秀主演女優賞を受賞し、涙をこらえる蒼井優
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 「第41回日本アカデミー賞」の授賞式が2日、都内で行われ、最優秀主演女優賞には白石和彌監督作品「彼女がその名を知らない鳥たち」の蒼井優(32)が選ばれた。

 わずかな給料を貢ぐ粗野な男と同棲しながら、日々を怠惰に暮らし、若い男と情事を繰り返す女・十和子を熱演した蒼井は、最優秀主演女優賞受賞に感極まり、目に涙を浮かべた。祝福の拍手が鳴り止んでも言葉が出てこなかったが、およそ15秒経ってから「ありがとうございます」。続けて「なんでしょう…。びっくりしてます」と率直な心境を語った。

 「この映画を撮っている時に、『本当に映画界に入れてよかったな』と思えました。それなのに、こんなに大きな賞をいただいてしまって、恐縮しています」と話し、「これから新学期始まりますけど、もし学校が辛いとか、新しい生活が心配な方にはぜひ映画館に来ていただきたい」と思わぬ提案も。「映画館ってよくないですか?私、本当に好きなんです。優秀賞取られた皆さんも尊敬しています。皆で映画を盛り上げていけたらいいなと思います」と笑顔で語っていた。

 優秀主演女優賞は「ミックス。」の新垣結衣(29)、「8年越しの花嫁奇跡の実話」の土屋太鳳(22)、「散歩する侵略者」の長澤まさみ(30)、「ユリゴコロ」の吉高由里子(29)がそれぞれ受賞した。

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2018年3月2日のニュース