久本雅美、かつて父娘役だった石倉三郎と夫婦役に感慨「今年で還暦でございます…」

[ 2018年2月27日 18:49 ]

舞台「蘭 緒方洪庵 浪華の事件帳」の会見に出席した(左から)藤山扇治郎、北翔海莉、久本雅美、錦織一清
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 久本雅美、石倉三郎と夫婦役で感慨「今年で還暦でございます…」タレントの久本雅美(59)が27日、都内で行われた舞台「蘭〜緒方洪庵 浪華の事件帳〜」製作発表記者会見に出席した。

 築山桂氏の小説を原作とした同舞台は、医術の道を志す青年・緒方章(藤山扇治郎)と、大坂の街を影で守る闇の組織「在天」の姫・東儀左近(北翔海莉)が、お互いに惹かれ合いながら大坂で起こる難事件を解決してく物語。

 俳優の石倉三郎(71)と夫婦役を演じる久本は「石倉さんとはドラマで親子役をやったことがある。普段は『お父ちゃん』と呼んでいる」といい、「今回は旦那さん。私も夫婦になってもいいくらいの年齢に…」としみじみ。演出を手がける錦織一清(52)とは「ともに長いねって話をした。役者と演出家としてまた出会えてうれしい。年取るよね〜。今年で還暦でございます…」と60歳の節目を前に感慨だった。

 主人公の緒方章は、のちの緒方洪庵。江戸時代後期に活躍した実在する人物で、演じる藤山扇治郎(31)は「緒方洪庵役と聞いてびっくりした。東京にお墓があるので『力をお貸しください』とお参りに行った。素晴らしい先輩キャストばかりなので僕も遅れないようについていきます」と意気込んだ。

 藤山は、乳がんで休養中の女優、藤山直美(59)のおいにあたる。報道陣から容態を聞かれると「最近電話をした。元気やで!ブチッと(電話を)切られたので、元気です。電話で圧倒されました」と苦笑しながら告白した。

 また、藤山直美と交流のある、元宝塚の北翔海莉は、メールで、「(舞台に向けて)お互いによろしくお願いします」とやりとりしたことを明かした。同舞台は5月6日から13日まで大阪松竹座、5月16日から20日まで東京・新橋演舞場にて上演される。

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2018年2月27日のニュース