カー娘、視聴率“銀メダル” 瞬間最高は羽生金に次ぐ42・3%

[ 2018年2月27日 05:30 ]

英国に勝利し銅メダルを決め、スタンドの声援に手を振って応える日本チーム。(左から)吉田夕梨花、吉田知那美、藤沢五月、鈴木夕湖、本橋麻理
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 カー娘は視聴率では“銀メダル”を獲得した。

 23日にNHKで放送された「準決勝 日本×韓国」の平均視聴率が25・7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)、同じく24日の3位決定戦「日本×英国」が25・0%の高視聴率を記録。銅メダルを決めた24日の放送では、選手が喜び合い、会場の観客たちに手を振る場面の午後10時43分に瞬間最高視聴率42・3%に達した。

 この数字は平昌五輪全体で、フィギュアスケート男子の羽生結弦が金メダルを獲得した放送の瞬間最高46・0%に次ぐ記録。平昌同様、時差のない長野五輪(98年)と比較しても、船木和喜(42)が金、原田雅彦(49)が銅に輝き日本中を熱狂させたジャンプラージヒル個人の42・1%をも上回る驚異的な数字だ。

 23日の準決勝も、3位決定戦に進むことが決まった場面で瞬間最高視聴率34・1%で6位に入った。

 テレビ関係者は、カーリングの視聴率の高さに「作戦を立てながら見られるところが野球と似ていて、日本人の好みに合っている。コンテンツとしてテレビとの相性は抜群」と分析。その上で「選手のビジュアルも良かった。人気が続くかはやはり成績と連動する。これからが重要」とした。

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2018年2月27日のニュース