カー娘史上初の銅メダル瞬間最高42・3% 「そだねー」などの人気実証 羽生連覇の数字に肉薄

[ 2018年2月26日 09:54 ]

<平昌冬季五輪・カーリング3位決定戦 日本×英国>英国に勝利し銅メダルを決め、涙を流し喜ぶ藤沢
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 24日にNHK総合で生中継され、日本女子が史上初の銅メダルを獲得した平昌五輪のカーリング「女子・3位決定戦」(後7・30〜11・00)が平均25・0%、瞬間最高42・3%と高視聴率をマークしたことが26日、分かった。(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)

 瞬間最高は午後10時43分の42・3%。同41分に日本の銅メダルが決まった後、涙を流しながら観客席に手を振る場面だった。

 羽生結弦(23)が金メダルに輝いたフィギュアスケート男子フリー(NHK総合、17日後0・15〜2・41)の瞬間最高46・0%(午後2時10分)に肉薄(平均は33・9%)。ハーフタイムの“もぐもぐタイム”や北海道弁の「そだねー」が大反響を呼んだカー娘だが、人気の高さが視聴率にも表れた。

 23日にNHK総合で生中継されたカーリング女子準決勝「日本・韓国」(後10・00)も平均25・7%、瞬間最高34・1%(午後11時6分)と高視聴率を記録。

 準決勝で韓国に敗れた日本は、3位決定戦で英国と対戦。5―3で勝利し、銅メダルを獲得した。日本が1点リードして迎えた第10エンド、後攻で迎えた英国の最終投がミスとなり、激戦に終止符。同種目のメダル獲得は男女通じて史上初の快挙となった。

 スキップの藤沢五月(26)は「ちょっと信じられなかったけど、本当に勝ったんだという気持ち」と感激の涙。息を飲む攻防やドラマチックな決着劇を日本中が見守った。

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2018年2月26日のニュース