永野 2年たっても役が抜けない…役者モードでアピールも共演者からは「もうやめろ!」

[ 2018年2月24日 18:07 ]

映画「blank13」拡大公開初日舞台あいさつに登場した永野
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 お笑い芸人の永野(43)が24日、都内の映画館で行われた映画「blank13」の全国拡大公開初日舞台あいさつに、監督を務めた俳優の斎藤工(36)、主演の高橋一生(37)、佐藤二朗(48)らと登壇。役者モード全開でアピールした。

 斎藤が“齋藤工”名義に初監督を務めた長編映画で、13年間音信不通だった父の葬式で、知人らから聞く父の話を通して空白だった時間を埋めていく家族の様子を描いていく物語。

 高橋演じる主人公の先輩を演じた永野はキメ顔で「役が抜けなくて…」と小さい声であいさつ。斎藤の「2年経ってますけど」のツッコミに、佐藤も「2年経って役が抜けてない。役者失格」と厳しくチャチャを入れた。それでも「芝居だったら出せるんですけど、バラエティーとか…」「芸人もする時期もありましたけど、俳優で」「バラエティー苦手」と必死で役者になりきろうとする永野に、斎藤は「(舞台あいさつは)バラエティーじゃない。ケビン・スペイシーを意識しているみたい」と苦笑いを浮かべた。

 永野は「高橋さんの先輩で一番難しい役だったと思うんですけど、アドリブで(高橋と)2人で語り合うってシーンをやったら、全部カットされていてびっくり。ただ(映っている)7秒ぐらいが信じられないぐらい良い芝居をしてましたよね、監督?」とニヤリ。斎藤も「そう思います。カットしたシーンも素晴らしくてカットしたんです…」とフォローするも、会場が微妙な空気に。

 永野は「酒飲んでくれば良かった。こんなに思ったイメージと違うとは」とボヤいた。印象に残った人を聞かれた高橋は「1人には絞れない」ともらすと、永野がすかさず「俺かと思った」とチャチャを入れると、佐藤が「もうやめろ、邪魔しない。深追いしない!」の注意も虚しく、高橋が「永野さんでいいです!」と折れて永野を押す場面もあった。最後まで全力でアピールした永野だったが、笑いは不発。「楽屋ではウケるんです…」と寂しそうだった。

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