篠原信一 「根性ですね」連呼VTRに弱音「ますます柔道の話が来なくなる…」

[ 2018年2月18日 20:54 ]

篠原信一
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 シドニー五輪100キロ超級銀メダリストでタレントの篠原信一(45)が18日、フジテレビ系「ジャンクSPORTS」(後7・00)にゲスト出演した。

 この日のテーマは「名指導者スペシャル」ということで、ゲストには元ボクシング世界王者で現在も現役世界王者を輩出している大橋ジムの大橋秀幸会長(52)や、侍ジャパンU−12監督の仁志敏久氏(46)らが出演し、自らの指導方針について語った。

 そんな中、2009年から柔道の男子日本代表監督を務めていた篠原も、天理大の後輩で五輪3大会連続金メダリストだった野村忠宏(43)やリオ五輪金メダリストの大野将平(26)の例を挙げ「性格がいい加減な奴のほうが伸びるんですよ。真面目な奴は監督の指示を真に受けてしゅんとなるんで。『今に見とれよ、篠原』と思ってくれた方が接しやすかったです」と指導者論を語っていた。

 すると、篠原の代表監督2年目の時の指導の様子を取材したVTRが流され、前年の世界選手権で初めて金メダルゼロに終わったことで日本柔道復活のために何が必要か、と問われた篠原監督は「根性ですね」と言い切っていた。さらに、この合宿で導入した走り込みでへとへとになっている選手の様子を何を鍛えているのかと聞かれ、再び「やっぱ根性ですね」と繰り返していた。

 当時の自分の姿を見た篠原は、「今この時代にこんな映像を流されると、ますます自分に柔道の話が来なくなるんですけど…」と弱音をこぼしつつ、「『根性』っていうのは要は気持ちですよ。競った時に最後の一歩を出せるかどうか、リオの時も井上康生(現監督)が『最後は気持ち』って言ってて、あれと同じですよ」と釈明していた。

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