高杉真宙 地球侵略者演じ新人賞、世界のマヒロへ「またここに立ちたい」

[ 2018年2月16日 06:20 ]

毎日映画コンクール表彰式 ( 2018年2月15日    ミューザ川崎シンフォニーホール )

毎日映画コンクール表彰式 黒沢清監督(右)からスポニチグランプリ新人賞受賞を祝福される高杉真宙
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 スポニチグランプリ新人賞に選ばれた「散歩する侵略者」出演の高杉真宙(21)はさらなる飛躍を誓った。

 高杉はブロンズ像を手にし「新人賞は一度きりしかもらえない。もっともっと上に進んでいくしかないので、サボらずに努力して、またここに立ちたいです」と成長を誓った。

 「散歩する侵略者」で演じたのは、人間の体を乗っ取り概念を奪う地球侵略者。難しい役どころをひょうひょうと魅力的に体現した。「得体の知れない人物を、模索し、不安を感じながら演じました。賞を頂いて、自分のやっていたことが正しかったと安心することができました」と笑顔を見せた。

 祝福に駆けつけた同作の黒沢清監督(62)は、女の子に間違われスカウトされた美男子ぶりを「うらやましいです」と称えつつ、「美しさと男っぽさを同時に持ってる俳優はなかなかいない。日本でいい映画にも出てほしいけど、もっと広く世界を目指して、香港のトニー・レオンとかそういう感じになっていくと思います」と太鼓判。高杉はこの言葉に背中を押され、「洋画を見るのも好き。自分にとっては遠い世界だけど、いつかそうなれたらいいです」と、より大きなステージに目を向けた。

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2018年2月16日のニュース