泉ピン子32年ぶり大河 「西郷どん」で“江戸城のドン”に

[ 2018年2月15日 05:30 ]

フォトセッションを行う(前列左から)泉ピン子、玉山鉄二、松田翔太、鈴木亮平、風間俊介、内田有紀(後列左から)里アンナ、町田啓太、石橋蓮司、秋山菜津子、斎藤嘉樹
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 女優の泉ピン子(70)が、NHK大河ドラマ「西郷どん」(日曜後8・00)に13代将軍・家定の母親で大奥の“ドン”となる本寿院役で出演することになり14日、同局で行われた出演者発表会見に出席した。

 大河出演は1986年の「いのち」以来32年ぶり4作目。将軍の母として奔走する本寿院役に「江戸城のドン。トップです。農村漁村(のトップ役)はよくやったんですが、江戸城は“かたじけのうございます”とかややこしい」とボヤキを交えてあいさつ。久々の大河について「私が出ていたころとはえらい違い。金がかかってる。昔のセットは天井もなかった」とぶっちゃけ、撮影時に身に着けるマイクには「仕込むのが簡単になった。触らせてもらって、いい冥土の土産になった」と笑わせた。

 視聴者の間で「分かりにくい」「難しい」などと話題の「薩摩ことば」を使わずに済む役というのが、引き受ける決め手になったという。ピン子は「脚本の中園(ミホ)さんから出演の話があった時に“鹿児島弁は勘弁してくれ”と伝えた。大分県出身の夫ですら鹿児島弁は分からない。70歳の私が覚えるのはムリだから、江戸に舞台が移ったらと話していた」と明かした。

 ピン子節は最後まで全開。鈴木亮平(34)演じる西郷隆盛についても「本当にどんくさい。どうして(西郷を慕う女性)糸と結ばれないのか」と渋い表情。かと思えば、鈴木の笑顔が話題になると、本人に「スマイルして」とリクエスト。鈴木が応じると「冥土の土産になる」と喜ぶなど、やりたい放題だった。

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2018年2月15日のニュース