アルマーニ制服に疑問の声続々 石田ひかり「子どもはたまったものではない」尾木ママ「非常識」

[ 2018年2月9日 14:11 ]

女優の石田ひかり
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 東京・中央区立泰明小学校がアルマーニ製の「標準服」を導入すると発表したことが波紋を呼ぶ中、女優の石田ひかり(45)がSNS上で「これを押し付けられる子どもたちはたまったものではない」とつづるなど、子を持つ芸能人らが疑問の声を上げた。

 同校は昨年9月の説明会で保護者に変更を伝達。同小の制服は着用が義務付けられていない標準服。現在は男子が1万7000円、女子が1万9000円ほど。アルマーニ制服は、帽子やバッグなどを含めると8万円を超える。

 2女の母親である石田は9日に更新したインスタグラムで「はちまんえん、という価格ばかりが議論されてますが論点まったくずれてると思います」とコメント。また校長が配布した文書を読んだうえで「『泰明らしく』あることに、相当な誇りとこだわりをお持ちのようでした。わたしには『泰明らしさ』が何なのか興味もありませんが、これを押し付けられる子どもたちはたまったものではないな、というのが感想です」と率直な思いを記した。

 また、野球解説者でタレントの長嶋一茂(52)はコメンテーターを務めるテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜前8・00)で「泰明ブランドって自ら言っているところにすごく違和感を感じる。子供は高い物とか関係ない。この学校で砂遊びしないの?っていう話になっちゃう」とコメント。教育評論家の尾木直樹氏(71)もTBS「ビビット」の電話取材に応じ「服着りゃアイデンティティーが確立するなんてことは聞いたことがない。きわめて非常識。公立は中身で勝負しなくてはいけないのに『服育のビジュアル教育』だなんて、実に貧しい精神構造」と憤りを隠さなかった。

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2018年2月9日のニュース