ポール・サイモン 公演引退を表明「音楽活動は続ける」

[ 2018年2月6日 07:34 ]

 往年の米人気デュオ「サイモン&ガーファンクル」のメンバーとして活躍した歌手のポール・サイモン(76)は5日、5〜7月の世界ツアーを最後に公演活動から引退すると自身の公式ウェブサイトで表明した。一方で「音楽を愛しているし、まだ歌える」とし不定期の音楽活動は続けるとしている。

 サイモンは各地でツアー活動を続けているが、家族と離れるのが負担に感じるようになってきているほか、昨年12月に自身のバンドのリード・ギタリストが亡くなったことなども理由だと説明している。

 「サイモン&ガーファンクル」はサイモンの作った独創的な楽曲や思索的な歌詞と、アート・ガーファンクルの美声で1960年代に一躍人気となり、「サウンド・オブ・サイレンス」「明日に架ける橋」など数々のヒット曲を世に放った。

 ツアー最終日の7月15日にロンドンで予定されているコンサートには、ジェームズ・テイラーやボニー・レイットら人気歌手もゲスト出演するという。(共同)

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2018年2月6日のニュース