小野寺昭が驚きの転身「今は殿下ではなく学科長と呼ばれています」

[ 2018年2月2日 19:43 ]

小野寺昭
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 TBSのバラエティ番組「爆報!THEフライデー」(金曜後7・00)が2日放送され、1970年代から80年代にかけて爆発的なな人気を誇った刑事ドラマ「太陽にほえろ!」の「殿下」役で知られる俳優の小野寺昭(74)が出演。都内の7畳ワンルームマンションで単身生活を送っている様子とその理由を明かした。

 「太陽にほえろ!」は72年7月から86年11月まで日本テレビ系で放送され、最高視聴率40%も達成した伝説の人気ドラマ。石原裕次郎さん(87年死去、享年52)演じる「ボス」こと藤堂係長を中心とする七曲署捜査第一係所属刑事たちの活躍が描かれ、「山さん」「ゴリさん」「マカロニ」「ジーパン」など刑事同士がニックネームで呼び合う姿や、壮絶な殉職シーンなどが大きな話題を呼んだ。

 小野寺はその甘く上品な顔立ちから「殿下」のニックネームで呼ばれた島刑事を熱演。私生活では20歳の時に一般女性と結婚し、55年間連れ添う妻と生活していると思われていた。だが、小野寺がスタッフを招き入れたのは東京・港区浜松町にある家賃約10万円のワンルームマンション。必要最低限のものしかない殺風景な部屋で自ら洗濯する姿を披露した小野寺の食事はほとんど冷えたコンビニ弁当だという。

 ワンルームで暮らしているのか?との質問に「はい、1人で」とにこやかに”おひとりさま生活”を告白した小野寺。だが、「離婚?離婚…じゃないっすよ。離婚はしていません」とキッパリ。実はこのワンルームマンションは別宅で、55年連れ添う妻は都内から1時間ほど離れた場所にある郊外の一軒家で暮らしているという。

 「ちょっと仕事の都合で朝早く出なきゃいけない。そういうんで借りてるんですよ」。実は現在の職場が朝一番の新幹線に乗らないと行けないところにあり、品川駅に近いマンションに別宅を借りたというのが”おひとりさま”の真相だった。

 スタッフが小野寺に同行すると、到着したのは兵庫県伊丹市にある大阪芸術大学短期大学部。小野寺はそこで俳優育成を行う「メディア芸術学科」の教授を務めており、自らの経験を生かして週に3日学生たちを教えて今年でもう11年目なのだという。6年前には全5コースを取り仕切るメディア芸術学科長の肩書もつき、「今は殿下ではなく学科長と呼ばれています」と楽しそうに笑った。

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2018年2月2日のニュース