内村司会、審査方法変更「紅白」に好評増&批判減 NHKが視聴者反響発表

[ 2018年1月31日 11:25 ]

紅白歌合戦で総合司会を務めた内村光良(右)と紅組司会の有村架純
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 NHKは1月31日までに、昨年大みそかの「第68回紅白歌合戦」に対する視聴者の反響を公式サイト内の「月刊みなさまの声」で発表した。一昨年に比べ、好評意見が510件(8%)→669件(24%)と大幅に増加し、厳しい意見が4724件(78%)→1293件(46%)と大幅に減少。第2部(後9・00〜11・45)の平均視聴率は39・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と2部制に移行した1989年以降、ワースト3位の数字だったが、内容は評価されたようだ。

 一昨年は「視聴者審査で白組の票が多かったのに負けたので、視聴者の投票に意味がないように感じた」「審査方法が複雑すぎる」などと、紅組が勝利した審査方法に疑問が集中した。

 昨年は審査方法を変更。投票権を持つのは視聴者、ゲスト審査員、会場の観客。視聴者は紅、白の対戦ごとにテレビリモコンの「データ放送」機能を使って参加。その票がすべて1票として数えられ、白組=223万7644票(視聴者審査員=223万6339票、会場審査員:ゲスト審査員含む=1305票)、紅組=143万2371票(視聴者審査員=143万1292票、会場審査員:ゲスト審査員含む=1079票)となった。

 結果、「前回の審査方法には疑問を感じるところがあったが、今回はとても分かりやすく、平等な審査がされていたと思う」「曲ごとの投票なので飽きなかったし、前回のような不公平感もなく、よかった」などの声が届いた。

 総合司会を務めたウッチャンナンチャンの内村光良(53)に対しては「安定感とおもしろさは抜群だった」などの声。司会がよかったという意見は401件あった。

 今回の集計は、12月31日の放送開始時から今年1月6日に実施。計2820件の内訳は「好評意見」669件、「厳しい意見」1293件、「その他の意見」240件、「問い合わせ」618件。

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2018年1月31日のニュース