鉄拳、他の芸人が断った仕事で起死回生の再ブレーク 鶴瓶「鉄拳がいい奴だから…」

[ 2018年1月31日 11:08 ]

お笑い芸人の鉄拳
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 ピン芸人の鉄拳(44)が30日放送の日本テレビ「ザ!世界仰天ニュース」(火曜後9・00)に出演。再ブレークのきっかけとなったパラパラ漫画の知られざるエピソードを語り、共演陣を感動させた。

 鉄拳は現在の仕事のほとんどがパラパラ漫画という売れっ子作家。2012年にユーチューブに投稿した作品「振り子」は300万回以上再生されるなど世界中で人気を博した。

 そもそもパラパラ漫画を始めたのは、芸人としてどん底だった2010年。芸人を引退し、地元・長野県に帰る決意をし、妻にも報告。「あなたがそれでいいなら、私はいいよ」と背中を押してもらい、あとは事務所を辞めるだけだったが、その時にパラパラ漫画の仕事が舞い込んだ。

 他の芸人が断った仕事の代打だったが「最後の仕事」と真剣に取り組んだ鉄拳。しかし、そのパラパラ漫画がテレビ局のプロデューサーの目に留まり、出演オファーが。内容は「人とのつながり」をテーマにしたパラパラ漫画の制作で、お笑いの仕事ではないことに葛藤もあったが、自分に寄り添い続けてくれた妻への思いを込めた作品「絆」を作成。この作品をきっかけにパラパラ漫画作家として大ブレークを果たした。

 VTRを見届けた司会の笑福亭鶴瓶(66)は「『芸は人なり』って言うけど、鉄拳がいい奴だから…。人間が出てる」と絶賛。中居正広(45)も同調し、「小籔くんには書けない」とゲストの小籔千豊(44)を引き合いに出して、笑いを誘っていた。

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2018年1月31日のニュース