史上2番目年少16歳 上野二段が初タイトル獲得、女流棋聖戦

[ 2018年1月30日 05:30 ]

上野愛咲美・新女流棋聖
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 囲碁の第21期ドコモ杯女流棋聖戦3番勝負の第2局は29日、東京都千代田区で打たれ、挑戦者の上野愛咲美(あさみ)二段(16)が253手で謝依旻女流棋聖(28)に黒番中押し勝ちし、2連勝で初タイトルを獲得した。16歳3カ月での女流棋戦優勝は、史上2番目の年少記録。

 上野は「とてもうれしい。皆さんに感謝したい。他の女流棋戦でも、挑戦できたらうれしい」と話した。

 最年少は藤沢里菜女流立葵杯(19)の15歳9カ月。2014年に会津中央病院杯(現在は女流立葵杯)で達成した。上野新女流棋聖は東京都出身。藤沢一就八段門下で、16年にプロ入りした。

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