小泉今日子 映画「食べる女」主演 豪華8女優共演「食」と「性」描く

[ 2018年1月30日 05:00 ]

映画「食べる女」に主演する小泉今日子
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 女優の小泉今日子(51)が映画「食べる女」(監督生野慈朗、9月公開予定)に主演する。8人の女性の日常を描きながら「食」と「性」の本来の在り方を問い掛ける心温まる人間ドラマ。沢尻エリカ(31)、前田敦子(26)、鈴木京香(49)ら豪華女優陣が集う。

 キャッチコピーは「おいしい女になって、おいしい男を育てよう」。おいしいご飯を食べると奇麗になり、奇麗になると恋をし、恋をしたらセックスをする――。当たり前の日常を切り取った、大人の恋愛とエロスの映画。料理も50品以上が登場し、見ると食欲も刺激されそうな作品だ。

 小泉は古本店の店主で文筆家の敦子(とんこ)役。自身はマイペースに暮らしているが、周囲は恋に仕事に悩みながらも奔走する女性がたくさん。敦子とおいしいご飯を食べて、女性たちは自分自身と向き合い、前に進んでいく。

 原作者の脚本家・筒井ともみ氏が映画化を主導。04年に出版された短編集「食べる女」を、人物の関係性を新たに構築して脚本に書き上げた。当時から「映画化は小泉さんで」と決めており、10年以上前からオファーしていた。「小泉さんは見ているだけでおいしく感じる。“労働のにおい”のする珍しい女優」とその魅力を熱く語っている。

 熱烈オファーを受け入れ、現在撮影中の小泉は「“わからない”ということを今日の結論にできるのは女だけなのかもしれません。“わからない”けど、おなかがすいた。“わからない”から、とりあえずおいしいゴハンを食べちゃおう。そんな女たちが映画の中で生き生きと食べてます。たくましく生きてます」とPRした。

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