桂文枝 一連の騒動を謝罪 夫人に怒られたが「全然大丈夫です」

[ 2018年1月29日 20:40 ]

天満天神繁昌亭の前で謝罪する桂文枝
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 昨年末、週刊誌で日舞の先生である56歳女性と8年間にわたる不倫疑惑を報じられ騒動になった上方落語協会会長の桂文枝(74)が29日、天満天神繁昌亭(大阪市北区)で開かれた「第9回寿々喜会」に登場。一連の騒動について謝罪した。

 文枝は会の途中で退席して報道陣の前に姿を現した。騒動後、公の場で取材に応じるのは初めて。「今回、お騒がせして申し訳ありませんでした」と頭を下げた。また、7月11日に神戸市内に開場予定の演芸場「神戸新開地・喜楽館」の命名を巡る不正疑惑については何も語らず「NPOに最大限協力して、いい劇場になるよう盛り上げて行きたい」と尽力する構えだ。

 一方、上方落語協会の会長職については「任期を全うする」と話したが、次期会長選については「まだ、これからです」と言葉を濁した。不倫について「奥さんに怒られたか?」の問いかけに「全然大丈夫です。(怒られたが)大丈夫でした」と語った。

 平成以降に名跡を襲名した人の噺家が集結。鱸(すずき)は成長と共に呼び名が変わる出世魚で、鱸にちなんで文枝が「寿々喜会」と命名。桂あやめ(53)、桂米団治(59)、立花家千橘(71)、桂塩鯛(62)、桂文三(50)、林家菊丸(76)が出演した。

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