元NHK「麿」登坂淳一アナ、フジ新番組スタート前に出演辞退 セクハラ報道には「困惑」

[ 2018年1月26日 14:05 ]

4月2日からスタートするフジテレビ「プライムニュース」のキャスターを務めることが発表されていた登坂淳一元NHKアナウンサー(中央)。左はコンビを組む予定だった反町理フジテレビ報道局解説委員長、右は松山俊行フジテレビワシントン支局長
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 フジテレビは26日、4月2日からスタートする夕方の報道番組(月〜金曜、後4・50)のメインキャスターに起用されることが発表されていた元NHKの登坂淳一アナウンサー(46)について、出演を取りやめると発表した。

 登坂アナについては25日発売の「週刊文春」でセクハラ疑惑が報道されており、本人から「大事な新番組を傷つけることは本意ではなく、出演を自粛したいとの申し出」があったという。同局は「協議の結果、ご本人の意向を尊重し、番組への出演をご辞退いただくことになりましたので、ここにご連絡いたします」としている。

 登坂アナは所属する芸能事務所「ホリプロ」を通じてコメントを発表。報道を受けて「出演を辞退することにいたしました」としながらも、「報道内容については、身に覚えがないことも多く、困惑するような内容」としている。

 登坂アナは1997年にNHKに入局。上品な外見と語り口で「NHKの麿」として親しまれた。10年に札幌放送局に異動したが、11年の東日本大震災の際には応援で全国ニュースに登場するなど活躍。14年に大阪放送局、17年に鹿児島放送局に異動したが、今年1月11日付でNHKを退職した。

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2018年1月26日のニュース