萩本欽一、天国の沙知代さんに約束「監督のボヤキは私が聞きます」

[ 2018年1月25日 14:56 ]

野村沙知代さんお別れの会で取材に応じる萩本欽一
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 プロ野球のヤクルト、阪神、楽天などで監督を務めた野村克也氏(82)の妻で、昨年12月8日に死去したタレントの野村沙知代さん(享年85)のお別れの会が25日、東京都内のホテルでしめやかに営まれた。

 あいさつに立ったタレントの萩本欽一(76)は「沙知代さん、今、この会場では、沙知代さんへの偲ぶ言葉があっちこっちで聞かれます。みんな沙知代さんのステキなお話でいっぱいです。監督のボヤキをずっと聞いてくれていたんですね。今日は沙知代さんでずいぶんボヤいてました」。さらに「その監督のボヤキを聞いてくれる人がいなくて、ちょっと心配していらっしゃると思います。心配でしょうけど、きっとみなさんが監督の言葉を(聞いてくれると思います)。私もいつでもボヤキを聞きにまいります」と続けた。

 会場には沙知代さんが作詞し、克也氏が歌う「女房よ」が流れ、「『お前が世界一』と言っております。何度も何度も流れています、聞いてくださいましたね!」と故人に呼びかけた。故人とは克也氏を通じたの交流だったといい、「いいツッコミをする方だなとは思いましたけど、それを監督がニッコリ笑ったいいボケをする、ステキないいコンビだと思って見ていました。ほとんどが怒っている姿はなかったです」と振り返った。

 最愛の妻を失った克也氏には「もう少ししょんぼりしてるかと思ったら、きょうはたくさんの方がいらっしゃったので。気遣っている監督を初めて見ました。また違う監督を見て、嬉しくなりました」とし、沙知代さんにも「(克也氏の)ボヤキは私が聞きます」と伝えたと話した。

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2018年1月25日のニュース