天海祐希&佐々木蔵之介 12年ぶり夫婦役、天才数学者の数奇な人生描く

[ 2018年1月23日 05:00 ]

読売テレビのスペシャルドラマ「天才を育てた女房―」で夫婦役を演じた佐々木蔵之介と天海祐希
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 読売テレビ開局60年スペシャルドラマ「天才を育てた女房〜世界が認めた数学者と妻の愛〜」(2月23日、後9・00)の取材会がこのほどあり、主演の天海祐希(50)と佐々木蔵之介(49)が番組への思いなどを語った。

 2人が夫婦役を演じるのは06年のドラマ「キッチン・ウォーズ」以来12年ぶり。佐々木が文化勲章を受章した天才数学者・岡潔、天海がその妻・みち役を演じる。岡潔は生涯の全てを数学に捧げた学者で、普通の人には到底理解しがたい数奇な人生を歩んだ。天海演じるみちは、その奇想天外な夫を支え続けた最大の理解者だ。

 天海は「岡潔先生は毎日びっくり仰天なことが起きる人生だったと思います。みちさんは力強く、軽やかに生きてこられた。大変なご苦労があったと思います。この人がやっていることは正しいと思い続けて、すごい信頼だったのかなと思いながら演じました」と役柄について語った。佐々木は「数学に没入していた人。なかなかこんな役には巡り合えないので、少しでも近づけたらと思いながら演じました」と話した。

 気心知れた2人。「蔵ちゃん(佐々木)がいてくれることによって、私自身も力強かった。難しいシーンも何とか頑張ることができました」と天海。「この役を楽しめながらできたのはやっぱり一番大きな存在はみちであり、あまみん(天海)のおかげ。関西弁、フランス語の2か国語をしゃべってた」と佐々木も振り返った。

 他の出演は生瀬勝久(57)、立川談春(51)、笹野高史(69)、内場勝則(57)、萬田久子(59)、泉ピン子(70)ら。

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2018年1月23日のニュース