LinQ ゆうみん「チームで何か結果を残したい」

[ 2018年1月18日 11:30 ]

LinQ・高木悠未
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 ハタチの誓いだ。昨年、11人の新体制で始動したLinQでは、高木悠未(20)が新たに大人の仲間入りを果たした。8日の「成人の日」には、ふるさとの成人式に参加し、旧交を温めたという。今年の書き初めに「チーム」と記した高木の思いに迫った。

 人生で一度限りの特別な日。成人式に臨む高木が選んだ振り袖は、LinQ内で自身の担当カラーでもあるパッションピンク基調。左右の袖や前身頃(まえみごろ)にタンチョウヅルがデザインされていた。

 「若いときしか、あの色は着れない、と思った。あとから気がついたんですけど、いろんな人に(鶴の)恩返しという気持ちも込めて着ました」

 母が成人式の際に着たピンクの振り袖、自身で選んだパッションピンクの振り袖、両方あわせて前撮り写真は400枚にも及んだ。

 当日は約400人が参加した出身地の式典に出席。「土曜もアサデス見てるよ!」「頑張ってね!」という周囲の激励が心に残った。式後には、中学校の同窓会に参加。盛り上がったのは約100人の出席者による無記名アンケート。「あのころ、かわいかった人」で高木は見事1位に輝いた。「断トツだったみたいで、うれしかった」と照れ笑いを浮かべた。

 久しぶりの再会では、すでに育児に励む同級生がいるなど驚きの連続。教室で一緒に授業を受けていた当時の面影を残しながら、名刺を持つ社会人らしい姿に年月の経過を実感した。昨年5月に20歳になったものの、お酒はたしなむ程度。この日ばかりは梅酒のロックで乾杯し「大人になったと実感した」と感慨に浸った。

 翌9日にはブログを更新し、よくケンカをして、泣かせることもある母への感謝をつづった。「いつも言えないけど“これからもよろしくお願いします”の気持ちを込めて書きました」とほほ笑む。

 昨年6月にIQプロジェクトが始動し、11人の新体制になって迎える18年。新春公演後、恒例となった今年の書き初めは「チーム」と記した。「チームでまとまったときの力は凄いと思う。チームで何か結果を残したい」と誓った。

 ≪PVで初めて涙した作品≫今月31日に発売される新生LinQ初の両A面シングル「失恋フォトグラフ/ああ情熱のバンバラヤー」を高木が解説した。「失恋〜」はPV(プロモーションビデオ)でメンバーが初めて涙を流した作品。「対バンライブでの反応も良くて自信になった」とファンの声に手応えを得た。「ああ情熱〜」はテレビアニメ「妖怪ウオッチ」エンディング曲だ。「ラテンサウンドで今までのLinQになかった曲」。どちらも新境地といえる魅力的な作品だ。

 ◆高木 悠未(たかき・ゆうみ)1997年(平9)5月7日、福岡県生まれの20歳。KBCテレビ「土曜もアサデス。」(毎週土曜午前9時29分〜11時25分)、FM FUKUOKAの「ピザクック presents 悠末と彩乃のLinQuestion?!」(毎週日曜午後6時〜6時25分)に出演中。左利き。

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