西田敏行 ライバルは2作品で受賞の役所広司「あとは大丈夫です」

[ 2018年1月15日 15:07 ]

「第41回日本アカデミー賞」優秀賞発表会見に出席した西田敏行(左)と宮沢りえ
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 俳優の西田敏行(70)が15日、都内のホテルで行われた「第41回日本アカデミー賞優秀賞発表会見」に女優の宮沢りえ(44)とともに出席。最優秀助演男優賞に「今年こそは!」と意気込んだ。

 西田は3月2日に行われる各賞の最優秀賞が発表される授賞式の司会を宮沢と務める。西田は5年連続8回目の司会となる。「今年度も日本アカデミー賞の授賞式の司会を仰せつかりました。映画人のお祭り、携わる人間として毎年毎年、元気になっていく日本の映画が待ち遠しいというか、恋焦がれているというか、今年も素晴らしい作品が列挙されているので、その作品が最優秀作品賞に選ばれるのか」とあいさつ。

 西田は「ナミヤ雑貨店の奇蹟」で優秀助演男優賞を受賞しており、「私も優秀助演男優賞に選ばれておりますので、最優秀獲りたいなと思っております」と嘘泣きのパフォーマンスで声を震わせ、「今年こそはという期待を胸に、頑張って司会を務めたい」と力を込めた。助演男優賞のライバルを聞かれ、「役所広司くんが2作品で受賞しているので、私がどれだけ脚力で追いつけるか。役所くんが迫ってくるだろうなと」と「三度目の殺人」と「関ヶ原」の2作品で同賞を受賞した役所広司(62)の名前を挙げた。

 さらに「村上虹郎くんなんかも若いのに手強い」としつつも「あとは大丈夫です」と付け加え、会場の笑いを誘った。フレッシュな面々がそろった新人俳優賞の中で気になる俳優を聞かれると、「それぞれ素晴らしいので甲乙つけがたい」としながらも「気持ちとしては『陸王』をよく見ていたので竹内涼真くんなんかは気になる。一緒に何かでやってみたいなと思う」と竹内涼真(24)に共演のラブコールを送った。「第41回日本アカデミー賞」は優秀作品賞に「君の膵臓をたべたい」「三度目の殺人」「関ヶ原」「ナミヤ雑貨店の奇蹟」「花戦さ」の5作品が選出。「三度目の殺人」「関ヶ原」は作品賞を含め最多10部門を受賞した。

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2018年1月15日のニュース