「西郷どん」BS人気!第2話で早くも5%超達成 「真田丸」大幅に上回るスピード

[ 2018年1月14日 11:10 ]

NHK大河ドラマ「西郷どん」主演の鈴木亮平
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 俳優の鈴木亮平(34)が主演を務めるNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」(日曜後8・00)の第2話が14日に放送され、午後6時からのBSプレミアムの平均視聴率は5・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが15日、分かった。BS視聴率は「3%台で健闘、4%台で異例」とされる中、早くも5%超えを達成。2016年の大河「真田丸」は本放送より2時間早くオンエアされるBSの人気が顕著だったが、「西郷どん」もこの視聴傾向に拍車がかかりそうだ。

 BS視聴率は第1話=4・9%。総合テレビ&BSの同日放送が始まった2012年以降、初回最高の数字だった。異例の5%台を連発した「真田丸」の第1話=3・3%を大きく上回った。

 「真田丸」のBS視聴率が5%を超えたのは第16話(4月24日)=5・2%が最初。「西郷どん」は第2話にして早くも“大台”超えとなった。

 「真田丸」は総合テレビの本放送より2時間早くオンエアされるBSプレミアムも人気を博し、本放送を待ち切れないなどの視聴者が多く、インターネット上で「早丸」の愛称で親しまれた。「西郷どん」もこの視聴傾向が強まりそうだ。

 大河ドラマ57作目。直木賞作家・林真理子氏(63)の小説「西郷どん!」(KADOKAWA)を原作に、幕末から明治維新のヒーロー・西郷隆盛(鈴木)の激動の生涯を新たな視点で描く。脚本はNHK連続テレビ小説「花子とアン」、テレビ朝日「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」などで知られる中園ミホ氏(58)。初の大河脚本となる。演出は野田雄介氏ら。

 第2話は「立派なお侍」。小吉は元服して吉之助(鈴木)と名乗り、年貢の徴収を行う役人の補佐役を務めていた。そこで、年貢が払えず、娘を売られそうになっている農民と出会う。吉之助は斉彬(渡辺謙)が藩主になれば、農政の仕組みを変えてくれると願うが、斉彬の父・斉興(鹿賀丈史)と、その側室・由羅(小柳ルミ子)が実権を握っていた。役人たちに怒り心頭に発した吉之助は、斉興の家老・調所(ずしょ)広郷(竜雷太)に直訴しに行く…という展開だった。

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2018年1月15日のニュース