セクハラ被害の「水戸ご当地アイドル(仮)」が解散…メンバーに中傷 活動継続が困難 

[ 2018年1月14日 16:05 ]

 元メンバー(18)が運営者スタッフによるセクハラ被害を訴え、事実上の活動休止になっていることが報じられたアイドルグループ「水戸ご当地アイドル(仮)」が14日をもって解散した。公式サイトで発表された。

 セクハラを告発した元メンバーは昨年11月に脱退。この件に関し、運営委員会は今月12日に「今後は水戸の魅力宣伝部長を辞退させていただき、運営母体をVOICE水戸の所属とし、今回このような事態を招いた責任を取って現運営は団体代表から退くことといたします。また、このようなことを再び起こさないよう、新たにマネジャーを置き、運営体制を強化して参ります。 関係者各位、そしてファンの皆さまにはたくさんのご心配とご迷惑をお掛けし、大変申し訳ございません。新体制になる水戸ご当地アイドル(仮)の活動を、引き続き応援していただければ幸いです」と運営母体を変えた再出発と活動継続を宣言したが、2日後に一転、突然の解散となった。

 解散理由は、報道により「現メンバーやOGに対してSNS等での中傷などによる心身への影響が大きく、活動の継続が困難と判断いたしました」とした。

 2012年4月、水戸ご当地アイドル創出プロジェクトがスタート。13年には「ご当地アイドル日本一」に選ばれた。

 発表は以下の通り。

 いつも「水戸ご当地アイドル(仮)」を応援していただき、誠にありがとうございます。

 「水戸ご当地アイドル(仮)」は1月14日をもちまして解散することといたしました。

 当団体は先日発表させていただいた通り、運営をVOICE水戸所属とし、活動再開に向けて体制づくりに取り組んでいたところですが、今回の報道を受け、現メンバーやOGに対してSNS等での中傷などによる心身への影響が大きく、活動の継続が困難と判断いたしました。

 突然のお知らせとなりましたことを深くおわび申し上げます。

 デビューから約5年、志半ばではございますが、たくさんのファンの皆さまから応援や叱咤激励の言葉を頂きながら、ここまで活動できましたこと、心から感謝申し上げます。

 今後、メンバーはそれぞれの生活に戻りますが、改めまして5人の未来を温かく見守っていただければ幸いです。本当にありがとうございました。

 平成30年1月14日更新

 水戸ご当地アイドル(仮)運営委員会

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